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1	土	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		13:45上がり	代書屋	上席前半（昼の部）	【場所】：浅草演芸ホール 【木戸銭】：一般 3,000円、学生・シニア 2,500円、小学生 1,500円 【問合せ・ご予約】：浅草演芸ホール　03-3841-6545	【主任】三笑亭茶楽
		文治メモ	今日から二月。浅草から寄席復帰。バスで赤羽に出て浅草へ向かう。浅草の表を工事していて驚く。ジロリは寝ていた。今日から空治は楽屋入り。色々指導する。高座は「代書屋」。土曜日だが、ちょっとお客さんは少ない。またちょっと落ち着かないお客さん。「日大」でウケたからいいか。楽屋で夜までつなぐが、仲間が身体を心配してくれる。有り難いね。トリの茶楽師匠にご挨拶。国立演芸場の芝居は休んだからね。夜はらくごカフェだ。
		時間	演目	イベント名	会場	共演者
		19：00〜	幽霊の辻 鼻欲しい	第40回 桂文治　自分のための落語会　神保町編	【場所】：神保町・らくごカフェ 【木戸銭】：当日2,500円、予約2,300円 【問合せ】：らくごカフェ　03-6268-9818	桂　鷹治 桂りょう治 桂　空治
		文治メモ	【幽霊の辻】浅草を終え、りょう治と空治とアロマさんへ行って一服。今年初めて。お客さんにご馳走になる。そのまま三人でらくごカフェへ。自分のための落語会。いつもの温かいお客さんで、空治の「子ほめ」、りょう治の「桃太郎」。空治は油断して途中しどろもどろになる。りょう治はネタ下ろしでしどろもどろになる。稽古をしなきゃいけないということ。自信と慢心は紙一重。その後、闘病記と「幽霊の辻」を演る。りょう治と空治も入れて楽しんで貰う。終わって、常に新しくくすぐりを考えることや権太楼師匠のことなどを話す。
			【鼻欲しい】仲入り後は鷹治の「時そば」、僕の「鼻欲しい」でおしまい。落語は不謹慎なものだし、春の風景や雰囲気があって好きな噺。ただ、放送では出来ない。ばかばかしく演らなくては引かれる。うちの師匠や助六師匠のは面白かった。昨日が命日なので供養になったかな？終わって、うちの師匠や助六師匠の話、先代圓楽師匠の逸話、石田三成と大谷刑部の逸話などを喋る。お馴染みの写真撮影をしてお開き。打ち上げはいつもの餃子屋。土曜日なので空いていた。お客さんと色々な話をして食べる。帰りはカトレのママさんがタクシーで送ってくれた。いつも有り難い。明日は埼玉だ！
2	日	時間	演目	イベント名	会場	共演者
			木曽義仲		埼玉・三芳町・藤久保公民館	江戸家まねき猫 三遊亭吉馬
		文治メモ	今日は浅草は休み。東上線のみずほ台へ。まねき猫さんと吉馬さんと待ち合わせして、三芳町藤久保公民館へ。パンフレットを見ると僕の名前が柳亭楽輔になっている。世話人さんが恐縮していたが、間違いは誰にでもある。一部は津軽三味線で二部は演芸会。僕の解説で「柳亭楽輔ではない」と笑いに変える。吉馬さんの「鰻屋」、まねき猫さんのものまね、僕の「源平」。お客さんが明る過ぎて「木曽義仲」までしか出来なかった。本当に明るいお客さんだった。夜はりょう治と空治と食事。明日は節分だね。
3	月	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		13:45上がり	木曽義仲	上席前半（昼の部）	【場所】：浅草演芸ホール 【木戸銭】：一般 3,000円、学生・シニア 2,500円、小学生 1,500円 【問合せ・ご予約】：浅草演芸ホール　03-3841-6545	【主任】三笑亭茶楽
		文治メモ	バスで王子へ出て浅草に向かう。ジロリと遊んでから楽屋入り。初日が余り良くなかったので、今日は絶対うけたくて「義仲」を演る。楽しんで貰えたが、後ろの方はボーッとしていた。落語は想像力がないと分からない。コロナウイルスの為にマスクをしたお客さんが多い。仲入りで豆まきをする。楽屋でつないで、あかねやさんと帯源さんに新年の挨拶へ行く。二之席は闘病していたからね。聞くと、中国からの観光客がいなくなったそうだ。なるほど、浅草寺の参道はすいすいと歩けた。浅草寺で恒例の豆まき。蝠丸兄さんや伸治兄さんに新年のお詫びが言えた。金時さんは今年金馬になる。五時から豆まきで、毎年名誉なことである。りょう治と空治が迎えに来てくれ、バスで池袋に出る。江古田に出て、名店鳥忠さんで夕食。空治はよく食べるね。帰りにマンションで家族で豆まきをしているのを見かけた。サザエさん一家みたいな家があるんだとほっこりする。豊島園がなくなるらしい。プールへよく行き、ハイドロポリスで遊び、飛び込み台から飛んだな。だったら西武球場にすれば良かったんだ。今は打ち上げも出来ない田舎にある。西武線の豊島園行きも名前が変わるね。
4	火	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		13:45上がり	道具や	上席前半（昼の部）	【場所】：浅草演芸ホール 【木戸銭】：一般 3,000円、学生・シニア 2,500円、小学生 1,500円 【問合せ・ご予約】：浅草演芸ホール　03-3841-6545	【主任】三笑亭茶楽
		文治メモ	バスで赤羽に出て浅草へ。ジロリに挨拶してから楽屋入りする。りょう治は熱があるということで家へ帰ったらしい。インフルエンザではないらしいが、心配だね。今日は「道具や」を演る。栄町会館で演ったので、浅草でも演ってみる。殊のほか喜んで貰えた。楽屋でも「『道具や』は珍しいね」と言われた。翁蕎麦で力蕎麦を食べて、バスで上野広小路に出て、落語協会の事務所へ落語協会の新真打ちのお祝いを持って行く。パーティーには出席出来ないからね。その後、床屋さんでさっぱりする。夜はしのばず寄席だ！
		時間	演目	イベント名	会場	共演者
		16：45〜	うどんや	しのばず寄席	【場所】：お江戸上野広小路亭 【木戸銭】：当日2,000円、前売1,500円 【問合せ】：永谷商事 03-3833-1789	【主任】瀧川鯉昇
		文治メモ	床屋さんでさっぱりして、広小路亭に楽屋入り。久々のしのばず寄席。お客さんもまぁまぁ入っていて、昨日と今日さらった「うどんや」を演る。しっかり聴いてくれるので、僕もしっかり出来た。明日の中野で演るつもり。空治が迎えに来たので一緒に帰宅する。その後、「寿限無」を聴いて許可を出す。りょう治に連絡するが、まだ食欲がないみたいだ。空治と食事をとり、おかゆやゼリーを空治にりょう治の処へ持たせる。僕のが感染ったかな？申し訳ない。早い回復を願う。
5	水	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		14：30〜	うどんや 松山鏡	桂文治独演会	【場所】：中野・なかの芸能小劇場 【木戸銭】：2,500円（3回券　5,000円） 【問合せ】：桂文治後援会 03-3557-0981	桂　空治
		文治メモ	【うどんや】りょう治は今日も熱があったので病院で診てもらったらインフルエンザB型だった。僕はA型だったので感染してはいなかった。空治と昼飯を食べて、江古田からバスで中野に出て、なかの芸能小劇場へ。今日はお客さんが多かった。有り難い。空治の「寿限無」、僕の「うどんや」を聴いて貰う。ネタ下ろしの「寿限無」は最初ちょっとつまずいたが乗り切る。悪い癖があるので注意する。「うどんや」は昨日演ったので落ち着いて出来た。冬が寒くないと困るね。
			【松山鏡】仲入り後は空治の「子ほめ」、僕の「松山鏡」を聴いて貰う。「子ほめ」は何度も演っているので活き活きと喋っていた。「松山鏡」はコラボレーションでやったので高座に掛ける。山陽先生の怪談から本題へ。何度も演ったので、余裕を持って出来る。笑って貰える事が我々の栄養になる。世話人のカトレのママさんにお礼を言って、浅草へ向かう。
		時間	演目	イベント名	会場	共演者
		17:30上がり	鼻欲しい	上席前半（夜の部）	【場所】：浅草演芸ホール 【木戸銭】：一般 3,000円、学生・シニア 2,500円、小学生 1,500円 【問合せ・ご予約】：浅草演芸ホール　03-3841-6545	【主任】桂小文治
		文治メモ	中野から大急ぎで空治と浅草へ向かう。四時半過ぎに出て、五時半の高座に間に合った。空治はそのまま前座として働く。僕は「鼻欲しい」を演る。ばかばかしく演らなくてはいけない。夜のお客さんは落ち着いていて演りいい。トリの小文治兄さんに伸乃介兄さんの花代を立て替えて貰っていた。知らないまま間が空いていたので、お詫びをしてお返しする。最後まで残って、空治とバスで池袋へ。大戸屋で食事をする。昼夜で疲れているみたいだ。空治には丈夫でいて欲しい。二人に患われたら、両手をもがれたようになる。
6	木	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		文治メモ	今日は休み。早起きして阿部クリニックへ薬を貰いに行く。帰ってくると空治が来ていて、インフルエンザになったという。浅草へ行ったら、熱があるので診てもらったらインフルエンザだったそうだ。昨日、バスや電車で寝ていたので怪しいとは思っていた。治すことに専念して欲しい。「阿武松」をさらって稽古する。それからはのんびりして、夜はコンビニ弁当。いつもはりょう治と空治で食事をして、お茶をポットに入れてくれて、布団を敷くのを手伝ってくれる。今日は一人でやる。寂しいね。
7	金	時間	演目	イベント名	会場	共演者
			お血脈		【場所】：東大泉地区集会所
		文治メモ	朝、早めに起きて、空治にメールするが連絡なし。心配だ。りょう治に冷凍うどんを買って持っていく。もう少しだ。昼飯を食べて、二時前に大泉学園駅へ向かい、タクシーで東大泉地区区民館へ。もう二十二年もお世話になっている。利用者懇談会の後、三時から落語会だったが、始まる前に具合が悪くなったお客さんがいて救急車を呼ぶ。救急隊員の方には頭が下がる。二十分遅れて開演。インフルエンザ闘病記から「お血脈」を演る。お客さんは動揺せずによく聴いて笑ってくれた。気がついたら約一時間演っていた。世話人さんにお礼を言って失礼する。大泉学園は近くて楽だね。故郷宇佐で殺人事件があった。院内町の隣の安心院町でだ。昔は鍵などしなかったのどかな田舎にも凶悪犯が現れた。早く捕まって欲しい。
8	土	時間	演目	イベント名	会場	共演者
			鈴ヶ森 禁酒番屋 幽霊の辻	第192回 岐阜落語を聴く会	【場所】：ぎふメディアコスモスみんなのホール	桂　鷹治
		文治メモ	【鈴ヶ森】一昨日から空治と連絡がつかない。りょう治に電話やラインで連絡させても出ない。いてもたってもいられずアパートへ様子を見にいく。でも、此処らしいというだけで部屋も分からない。探してみたが、表札もないのでしぶしぶ帰る。心配で心配で仕方がない。このまま岐阜へ行っても良い仕事が出来ないと思っていたら、昼過ぎにようやく電話がきた。涙が出そうだった。良かった、無事で。ずっと寝ていたらしい。インフルエンザだからね。弟子は子供で僕は親だと思った。鷹治が二時過ぎに迎えに来て、新幹線で名古屋、名古屋から岐阜へ向かう。昨年台風で日延べになった岐阜落語を聴く会だ。二十年振りの出演。お客さんもよく入ってくれて、落研の千歳飴さんの「権助魚」、僕の「鈴ヶ森」を聴いて貰う。明るいお客さんでとても楽しんで貰えた。岐阜落語を聴く会は五十年の歴史がある。
			【禁酒番屋】岐阜大学出身の鷹治が「強情灸」を演る。僕も三月に演るので勉強になる。鷹治の後、僕の「禁酒番屋」を聴いて貰う。久々だね。「月見の宴」を「桜を見る会」に変える。「燗をして参った」で、もう少しウケなければいけない。反省！
			【幽霊の辻】仲入り後は、もう一席「幽霊の辻」を聴いて貰う。豊島園の話から本題へ。鷹治と「強情灸」を入れて楽しんで貰う。本当に良いお客さんだ。時間でハネないと泊まりになるので予定通りに終わらせる。世話人で、鷹治の大学の先輩永縄先生らにお礼を言って帰京する。明日は松之丞さんのパーティーだ！
9	日	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		文治メモ	今朝はちょっと早起きして、十時半に浅草のビューホテルへ。松之丞改め六代目神田伯山真打襲名披露パーティー。僕は赤江珠緒さんと司会をやる。軽く赤江さんと打ち合わせをして本番に備える。殆どが仲間やマスコミ関係者のパーティー。僕が司会だと笑いが起きる。仲間関係は僕、長台詞は赤江さんにお願いする。気取らずいつもの調子でやる。柳橋副会長、正蔵副会長の挨拶、浅草演芸ホール社長の挨拶、神田紅お姉さんの乾杯、小遊三師匠の挨拶と中締め。料理をちょっと頂き、滝沢カレンさん、スタジオジブリの鈴木さん、高田文夫先生の挨拶、余興は玉川大福さんの浪曲、坂本頼光さんのカツベン、松村邦洋さんの物真似、伯山さんの挨拶、遊三師匠の大締めでお開き。頼光さんのカツベンはバカウケだった。伯山さん、おめでとう！興行もよろしくね！帰りは小文治兄さんが車で送ってくれたお陰で楽が出来た。感謝感謝。
10	月	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		文治メモ	十一時に武蔵野音楽大学へ。副学長の福井先生と一時間以上話をする。先生の息子さんに落語を教えていたご縁で、学園の納めの会で一席演らせて頂いたりとお世話になっている。入門の経緯や師匠からの教え、両親の事などをおしゃべりする。写真も撮って貰い、大学の季刊紙に載せて頂く。先生にお礼を言って、打ち合わせを一件やったあと、新桜台に帰って食事。りょう治は明日から復帰、空治は明後日から復帰出来る。空治には明日車の運転をお願いする。「ラーメン屋」と「試し酒」をさらって、後はのんびりする。
11	火	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		13：00〜	鈴ヶ森 松山鏡	高円寺演芸まつり 堀之内寄席 演芸まつりスペシャル！	【場所】：東高円寺・堀之内妙法寺本堂 【木戸銭】：3,000円（定員80名） 【問合せ】：ぴあ 0570-02-9999	桂　宮治 柳亭芝楽「諸堂・文化財紹介」
		文治メモ	【鈴ヶ森】今日からりょう治も空治も復活。三人で食事をしようと思ったが、近所の店が何処も休みだったので諦める。りょう治に食事代を渡し、空治の車で妙法寺さんへ向かう。空治は明日から寄席復帰、今日は運転をお願いする。高円寺演芸まつりで妙法寺公演。サンドイッチや弁当のおつかいを空治に頼んで、宮治さんや空治と軽くお昼をする。僕はサンドイッチをひとつ食べる。食べ過ぎると声が出なくなる。金かんさんの食事は芝楽さんが買ってきていた。本堂で一時から落語会。金かんさんの「やかん」、僕の「鈴ヶ森」を聴いて貰う。明るいお客さんで良かった。宮治さんの「権助魚」でお仲入り。僕の悪口を言うことを予想してスタンバイ。程のいい処で顔を出して文句を言う。寄席のお決まり。
			【松山鏡】仲入り後は宮治さんの「ナースコール」、僕の「松山鏡」でお開き。うるさい噺が四席はつらいと思って、「ラーメン屋」をさらったが、三時から芝楽さんのお寺案内があるので、「松山鏡」にする。マクラでひとつしくじった。宮治さんが馬鹿ウケしたので、逆に負けまいと思わないで淡々と演る。本題は楽しんで貰えた。芝楽さんの案内が終わるのを待ってから失礼する。途中のジョナサンで、三人で軽く食事。夜十時過ぎにりょう治が末廣亭から帰って来たので、空治の車でデニーズへ行って夕食。二人が復帰して良かった。鷹治は今日から伯山襲名披露で番頭を務めて奔走している。
12	水	時間	演目	イベント名	会場	共演者
			試し酒	百笑寄席	大仁・百笑の湯
		文治メモ	東京駅からこだまで三島、三島から伊豆箱根鉄道で大仁へ。一緒の二ツ目に小言。インフルエンザのお見舞いも治る頃にはメールが出来た筈だし、「明日はよろしく」という確認の電話もこっちから連絡するまでない。この世界は気を遣わないと生きていけねェんだと小言。口も聴きたくない。百笑の湯へ行き、食事を頂く。僕は「試し酒」を演る。久し振りだったが、お客さんが明るく楽しんで貰えた。温泉に浸かり、疲れを癒す。二ツ目を残してそのまま東京へ帰って来る。十時過ぎに松の実さんへ行き、りょう治と空治と食事をする。これが楽しみなんだ。明日は定期検診だ。
13	木	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		18:15上がり	鈴ヶ森	中席（夜の部） 松之丞改メ六代目神田伯山真打昇進襲名披露興行	【場所】：新宿末廣亭 【木戸銭】：一般 \3,500、学生 \3,000、小人 \2,500 【問合せ・ご予約】：新宿末廣亭　03-3351-2974	【主任】松之丞改メ六代目神田伯山
		文治メモ	今朝は早起きして、御茶ノ水の日大病院で定期検診。MRIを撮るが、またまた寝てしまう。撮影結果は異常なしで、血液検査も良好。思ったより早く帰宅出来る。郵便局へ行って、楽大さんの真打昇進のお祝いを送る。薬局で薬を貰い、りょう治と昼食。ちょっとゆっくりして末廣亭へ出掛ける。喫茶楽屋で一服してから楽屋入り。二階まで一杯のお客さんで立ち見も出ている。ちょっと重いお客さんだったので「鈴ヶ森」を一所懸命演る。口上の司会で、松鯉先生、米助師匠、好楽師匠、昇太会長、主役の伯山さんと賑やか。今日は伯山さんが終わるまで残り、ボンボンの太郎兄さんとりょう治と副都心線に乗る。太郎兄さんは池袋下車、空治を呼んで三人で夕食。空治はよく食べる。明日も末廣亭だ。
14	金	時間		イベント名	会場	共演者
		18:15上がり	木曽義仲	中席（夜の部） 松之丞改メ六代目神田伯山真打昇進襲名披露興行	【場所】：新宿末廣亭 【木戸銭】：一般 \3,500、学生 \3,000、小人 \2,500 【問合せ・ご予約】：新宿末廣亭　03-3351-2974	【主任】松之丞改メ六代目神田伯山
		文治メモ	午前中に呉服屋さんが来て、りょう治と空治の着物を持って来る。二人の頼んだ色が逆になっていたが、お互いに構わないと言うのでおさまる。面倒をみて貰ったお礼。鷹治には仕事を回す。昼はりょう治と食事をして、夕方バスで赤羽へ出て、御徒町の床屋さんへ行く。さっぱりして末廣亭に。喫茶楽屋で一服して、柳橋兄さんにご馳走になる。圓楽師匠は早くに楽屋入りしていて、色々と話を伺う。今日も札止め。高座は「今は落語より講釈が儲かる」と振って「源平」に入る。今日は明るいお客さん。「義仲」の頭で切る。口上は伯山、松鯉、米助、圓楽、昇太各師。笑いの多い口上だった。今日は帰るつもりだったが、話が弾んで伯山さんまで残る。「万両婿」は落語の「小間物屋政談」。よくウケていた。りょう治と帰って、空治を呼んで夕食をとる。
15	土	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		14：00〜	試し酒		桜台一丁目会館	桂りょう治
		文治メモ	二時から町内の桜台一丁目会館の落語会。年に二度やって貰っている。僕も世話人さんも体調不良で日にち決定がぎりぎりだったが、沢山のお客さんに来て貰った。りょう治の「子ほめ」。訛りや無駄をアドバイスする。休憩をちょっと取ってから僕の「試し酒」を聴いて貰う。闘病記で「十二指腸潰瘍のストレスがスズキ病院」で笑って貰う。地元の方は知ってるからね。「試し酒」は実際に呑み始めるまでにだれないようにする。楽しんで貰えた。町内の皆さんに感謝。りょう治はそのまま末廣亭へ、僕は小一時間休んでから末廣亭へ向かう。
		時間	演目	イベント名	会場	共演者
		18:15上がり	善光寺の由来	中席（夜の部） 松之丞改メ六代目神田伯山真打昇進襲名披露興行	【場所】：新宿末廣亭 【木戸銭】：一般 \3,500、学生 \3,000、小人 \2,500 【問合せ・ご予約】：新宿末廣亭　03-3351-2974	【主任】松之丞改メ六代目神田伯山
		文治メモ	喫茶楽屋で小遊三師匠とマネージャーさん、はたけんじ先生に会う。小遊三師匠は下駄骨折らしい。横座りすれば高座が出来るようだ。今日も札止めで、凄いお客さん。「善光寺の由来」を十数分で演る。電車で時間を計った。講釈の悪口も言って楽しんで貰う。口上の司会で松鯉、柳橋、伯山、爆笑問題、小遊三各師が並ぶ。爆笑の口上だった。爆笑問題の高座もばかうけで、伯山さんは「中山安兵衛」だった。中日の三本絞めをやり、みんなは打ち上げに、僕はりょう治と帰宅、空治が毎日駅まで迎えに来ている。忠犬ハチ公だね。りょう治に言わせると師匠愛らしい。夕食を松の実さんで食べて解散。明日は厚木だ。
16	日	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		14：00〜	幽霊の辻	あつぎ寄席 四派競演よったり落語会	【場所】：厚木市文化会館小ホール 【木戸銭】：全指 \3,000 【問合せ・ご予約】：厚木市文化会館チケット予約センター	柳家喬太郎 立川笑志 三遊亭兼好
		文治メモ	昼過ぎに新宿からロマンスカーで本厚木、タクシーで厚木市文化会館へ。四派の会で兼好さん、喬太郎さん、生志さんと一緒。生志さんに「源平」のポイントを教える。「源平」は自分で調べて、どんどん自分の「源平」を創るようにアドバイス。前座の全太郎さんの「やかん」、兼好さんの「大安売り」、喬太郎さんの「白昼の約束」でお仲入り。仲入り後は生志さんの「幇間腹」、僕の「幽霊の辻」でお開き。「ラーメン屋」を演りたかったが、前回、雲助師匠が「夜鷹蕎麦屋」を演っていた。「ラーメン屋」を古典風に師匠が直したもの。だから「幽霊の辻」にする。明るいお客さんで最後まで楽しんで貰えた。行きも帰りもサインを欲しいという人がいて、全太郎さんに「生志さんですか？サインを下さい」と言っていた。生志さんは車で来ていたので会わなかったのだ。誰だか分からない人にサインをしたと後悔する。そんな人は落語も聴いていない。末廣亭の楽屋口にもサインを欲しがる人がいたな。高円寺に出て、明日のチケットを買って帰宅。りょう治が寄席から戻って来た処で、空治を呼んで夕食。エネルギーを貰う。明日は前座会と温泉の落語会に平治会だ！
17	月	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		15：00〜	やかんなめ		静岡・松の湯	春風亭昇吾
		文治メモ	今朝は早起きして、末廣亭の高座で前座会。太鼓の稽古をする。地囃子のあしらいをやる。下の前座のレベルが低い。前座会終了後、喫茶楽屋でりょう治と蕎麦を食べる。コントD51の兄さん方がいらしたので話をする。時間になったので東京駅へ向かい、昇吾さんと合流する。新幹線で静岡へ。タクシーで松の湯へ向かう。三時から落語会で、沢山のお客さん。昇吾さんの「犬の目」と「権助魚」、僕は「やかんなめ」にする。「阿武松」と思っていたら、前に演っていた。陽気なお客さんで女性が多く、よく笑って貰えた。その後、食事をして、温泉に浸かり、気持ちよく東京に帰って来る。九時から平治会。傳枝、柳若、昇吾、昇市さんと空治、末廣亭終わりでりょう治も加わり焼肉を楽しむ。色々な話が出て、情報交換にもなる。長く続いている平治会だ！
18	火	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		18:15上がり	平林	中席（夜の部） 松之丞改メ六代目神田伯山真打昇進襲名披露興行	【場所】：新宿末廣亭 【木戸銭】：一般 \3,500、学生 \3,000、小人 \2,500 【問合せ・ご予約】：新宿末廣亭　03-3351-2974	【主任】松之丞改メ六代目神田伯山
		文治メモ	午前中に「阿武松」と「笠碁」をさらう。昼過ぎにりょう治の「寿限無」を聴くが上下が出来ていない。何の為に「子ほめ」を稽古したか分からない。途中で打ち切り。昼飯を食べて、ちょっとのんびりする。夕方、末廣亭へ向かい、喫茶楽屋で一服する。今日も一杯のお客さん、「平林」を伯山さんや彦六師匠を入れて演る。喜んで貰えた。口上の司会で松鯉、伯山、柳橋、文珍、小遊三各師が並ぶ。明るく務める。伯山さんは「南部坂雪の別れ」を笑いなく演っていた。良いね！三本締めを楽屋でもやった後、りょう治と帰って来る。盲導犬がご主人にぴったりくっついて働いていた。偉いね。空治を呼んで夕食。昨日は空治がしくじり、今日はりょう治が上下を覚えてない。「盲導犬を見習え」と意見する。
19	水	時間	演目	イベント名	会場	共演者
			牛ほめ	学校公演	銀座ブロッサム（大江戸高校）	桂小南 林家二楽 三笑亭可龍
		文治メモ	ゆっくり薬を飲み、ワイドショーを視る。「阿武松」をさらって出掛ける。新富町の銀座ブロッサムで学校公演。新富町は新桜台から一本。駅へ行くと、鎖で封鎖されている。朝、人身事故があったらしいが、新桜台には関係ない処だ。直ぐに封鎖する。特急列車を新しくするんならホームドアをつけろ！江古田まで歩いて池袋に出る。補償金で草履代をよこせ、西武鉄道！新富町下車で銀座ブロッサムへ。大江戸高校の学校公演。可龍さんの「桃太郎」、二楽さんの紙切り、僕の「牛ほめ」を聴いて貰う。東京の生徒さんだが、よく笑ってくれる。後半は小南兄さんと二楽さんのコラボレーションの死神。先に失礼する。電車は復旧していた。夜はたまさんの会だ。
		時間	演目	イベント名	会場	共演者
		19：00〜	幽霊の辻	笑福亭たま深川独演会	【場所】：清澄白河・深川江戸資料館 【木戸銭】：全指3,000円、U30 1,500円（前売各500円引） 【問合せ】：笑福亭たま事務所 080-8515-1810	笑福亭たま 笑福亭希光
		文治メモ	桜台地区区民館から電話がかかってきた。22日に一門会を頼まれていたんだが、コロナで中止かなと思ったらやるそうだ。良かった。仲間内でコロナでキャンセルが出ている。無筆の総理やその取り巻き、政財界の馬鹿共が春節で儲けようとした。そのツケが我々弱い商売に回ってくる。てめえ達は休んでも隠れても給料やボーナスまで貰える。我々は喋らないと金は入ってこない。オリンピックだって危ない。キャンセルすればいい。オリンピックのお陰で職人さんをとられ、被災地の復興が遅れている。何が復興オリンピックだ。この嘘つきめ！夜はたまさんの会で深川資料館へ向かう。沢山のお客さんで、毎月やっているのには頭が下がる。たまさんは「ぜんざい公社」と「貧乏花見」、僕は「幽霊の辻」を演る。福笑師匠やたまさんを入れて楽しんで貰う。おしまいはたまさんのショート落語。五月上席の池袋にも一日と五日に出て貰う。空治に鞄持ちで来て貰ったので、一緒に帰って、りょう治と三人、ジョナサンで夕食。空治の運転で助かっている。
20	木	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		13：00〜	阿武松	しのばず寄席	【場所】：お江戸上野広小路亭 【木戸銭】：当日2,000円、前売1,500円 【問合せ】：永谷商事 03-3833-1789	【主任】三遊亭好楽
		文治メモ	昼過ぎに御徒町の広小路亭へ。しのばず寄席だ。仲入りで落語の時間が三十分あるので勉強になる。ずっとさらっていた「阿武松」を演る。男性が多いが、きっちり聴いてくれるお客さん。いくつか間違えたが、言い立ては上手く出来る。本当に有り難い。トリは好楽師匠。色々話を聞くとコロナの影響が出ている。初期対応のまずさが響いている。夜は末廣亭だ。
		時間	演目	イベント名	会場	共演者
		18:15上がり	木曽義仲	中席（夜の部） 松之丞改メ六代目神田伯山真打昇進襲名披露興行	【場所】：新宿末廣亭 【木戸銭】：一般 \3,500、学生 \3,000、小人 \2,500 【問合せ・ご予約】：新宿末廣亭　03-3351-2974	【主任】松之丞改メ六代目神田伯山
		文治メモ	広小路亭から末廣亭へ。その前に喫茶楽屋でお客さんに蕎麦をご馳走になる。感謝感激。その後で楽屋入りしたら楽蕎麦があった。千穐楽に蕎麦を出す習わしがあるのだ。今は真打や襲名の披露目だけ。早まったなぁ。今日も札止め、「義仲」を演る。陽気なお客さんで楽日も気持ちよく出来た。口上の司会で、松鯉、伯山、柳橋、文枝、小遊三各師と並ぶ。伯山さんは「淀五郎」だった。手締めをして二ツ目は引っ越し。舞台は浅草に移る。りょう治と一緒に帰って、空治を呼んで夕食。明日は久々の休みなので楽しみだ。
21	金	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		文治メモ	今日は休みだが、稽古三昧。十一時からりょう治の「寿限無」を聴くが、言葉の言い回しや現代の言葉を使うので、何度も演り直す。気分転換に違う部屋で稽古させ、その間に空治に「平林」を教える。芝楽さんには「松山鏡」を教える。りょう治と空治にも聴かせる。田舎者や侍言葉を覚えなければならない。改めて、りょう治の「寿限無」を最後まで聴く。日を改めてまた聴かせて貰うことにする。二時間みっちり稽古をつけた。四人で昼飯を食べて、りょう治と空治は寄席へ、僕と芝楽さんは喫茶店で一服する。その後はのんびりして、夜十時過ぎにりょう治と空治が帰って来たので、空治の運転で食事に行く。芝楽さんも拾って、バーミヤンへ。此処は庶民的で良いね。
22	土	時間	演目	イベント名	会場	共演者
			松山鏡
		文治メモ	十二時半にりょう治と空治が来て、食事の後、桜台地区区民館へ向かう。疫病の流行る中、落語会をやってくれた。お客さんにはアルコール消毒やマスクを義務づけている。これが一番いい形で、何でも中止にするのはいけない。満員のお客さんで、空治の「寿限無」、りょう治の「桃太郎」、僕の闘病記と「松山鏡」を聴いて貰う。りょう治は後半失速した。集中力がなくなったというので大小言。金を貰うのに十二分くらい集中できないでどうするんだ。闘病記は地元でなければスズキ病院はうけない。「松山鏡」は昨日稽古したので、気持ちよく出来た。世話人さんやお客さんに感謝。りょう治と空治は浅草へ、僕はのんびり出来る。夜、二人が寄席から帰って来て、空治の運転でジョナサンで食事。色々話を聞くと、前座の行いがひどい。新しい前座の紹介は立て前座でなくてもいい事やお茶出しは一番下の者だけにやらせず皆でやるようにと前座会で小言を言った。処が僕が楽屋に居る時だけそのルールでやり、居ない時は元通りになってしまい、空治は米助師匠に挨拶して貰えなかったそうだ。明後日は大雷だ！
23	日	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		文治メモ	今日の昼間は「阿武松」や「やかんなめ」、「やかん」などを稽古する。昼過ぎにりょう治と空治が来て、焼肉屋へ行くがやってない。松の実さんで皿うどんを食べて、その後、武蔵大学前のケーキ屋さんでケーキセットを食べる。アイスクリームを社長御夫妻がサービスしてくれた。優しい休日を過ごす。久々にパチンコへ行くが出ない。パチンコ屋がなくなってデパートが建つらしい。夜、りょう治と空治が寄席から帰って来て、夕食に出掛ける。空治の家族が僕のTwitterを見てるらしい。
24	月	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		19:15上がり	善光寺の由来	下席前半（夜の部） 松之丞改メ六代目神田伯山真打昇進襲名披露興行	【場所】：浅草演芸ホール 【木戸銭】：一律 3,500円 【問合せ・ご予約】：浅草演芸ホール　03-3841-6545	【主任】松之丞改メ六代目神田伯山
		文治メモ	昼間は「阿武松」や「やかんなめ」をさらって、りょう治と空治と桜台駅近の蕎麦屋さんへ行く。おかみさんから「『伯山カレンの反省だ』を視ました」と言われた。パーティーの様子が紹介されたらしい。夕方、自転車で新江古田まで行き、浅草へ向かう。浅草は今日が初日。ジロリに会い、楽屋入りする。浅草は口上が先にあり、司会は圓馬、松鯉、伯山、僕、好楽、小遊三各師が並ぶ。挨拶は緊張するが、温かいお客さんに助けられた。口上の後、高座は「善光寺の由来」を演る。陽気なお客さんだね。伯山さんまで残って、三本締めをやる。りょう治と空治と香港楼で夕食をとって三人で新江古田から自転車で帰る。明日は浅草で稽古だ。
25	火	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		文治メモ	昼間は早めにりょう治と空治と昼飯を食べて、空治の車で梅島まで乗せて貰う。空治は梅島の歯医者に行き、僕は浅草へ向かう。アロマさんで一服して楽屋へ。歌奴さんの弟子のかつをさんに「やかん」の稽古をつける。前座の中に下の者をいびる者がいるので、昼前座を集めて意見。「下の者はいびられたら言い返せ、殴ってもいい」と言う。仲良く、労わり合わなければ寄席は守れない。人数が多いと、余計なことを考えるもんだ。いびった者はきっちり処罰する。その後、御徒町の床屋さんへ行き、さっぱりして帰宅。雨には遭わなかった。梅島からりょう治と空治が帰って来たので夕食に行く。前座と一緒に食事をして、話をしないと分からないことがある。僕も話を訊かないといびりの件は知らなかった。他の師匠も弟子に責任を持って貰いたい。
26	水	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		19：00〜	阿武松 やかんなめ	桂文治独演会”相撲噺の会”	【場所】：両国・江戸東京博物館（小） 【木戸銭】：全指3,000円、前売2,800円 【問合せ】：オフィスマツバ 050-3497-5500
		文治メモ	【阿武松】前座二人が昼席に入ったので、一人でおまんまを食べる。昼間は「阿武松」と「やかんなめ」とまくらの稽古。夕方、大江戸線の両国駅へ。東京江戸博物館のホールで相撲噺の会。思っていたより多くのお客さんに来て頂いた。コロナウィルスの為にキャンセルがあったので心配した。空治の「寿限無」、僕の「阿武松」を聴いて貰う。空治の弟さんや先輩にも来て頂いた。お客さんが優しく、空治の高座もウケていた。落語会のキャンセルは昭和天皇の体調不良、阪神、東日本大震災とコロナウィルスと四度目。今回は自然災害でもなく人災だ。安倍をはじめとするお上のミス。一番良いのは、安倍と昭恵と習近平が武漢で対談することだ。お客さんは爆笑。みんなそう思っている。大相撲の中止か無観客などの話から本題へ。お客さんのお陰で、言い立ても上手くいった。
			【やかんなめ】仲入り後は、りょう治の「桃太郎」、おしまいは僕の「やかんなめ」を聴いて貰う。りょう治の「桃太郎」もウケていた。僕は季節ものの「やかんなめ」。梅見の噺だからね。本当に有り難いお客さん。りょう治と空治と練馬へ出て、松軒食堂で中華を食べてから帰宅する。
27	木	時間		イベント名	会場	共演者
		19:15上がり	代書屋	下席前半（夜の部） 松之丞改メ六代目神田伯山真打昇進襲名披露興行	【場所】：浅草演芸ホール 【木戸銭】：一律 3,500円 【問合せ・ご予約】：浅草演芸ホール　03-3841-6545	【主任】松之丞改メ六代目神田伯山
		文治メモ	りょう治は浅草の昼席へ。空治の車で青山一丁目に師匠のお墓参り。健康を願う。心が洗われる。師匠のお陰で現在の僕がある。帰宅して空治と焼肉ランチを食べる。焼肉屋さんもコロナウィルスの影響を受けている。我々もキャンセルが相次いでいる。ひどい世の中だ。安倍や日本銀行の首なし黒田が悪い。夕方、バスで王子へ出て浅草へ。浅草の昼席はガラガラ、夜席は異次元の満員御礼。可龍さんの司会で松鯉、伯山、僕、南なん、米助各師が並ぶ。三本締めの音頭をとる。口上の後、僕の「代書屋」を聴いて貰う。名前はいつも湯川秀樹だが、今日は伯山さんの本名を使う。喜んで貰えた。伯山さんまで残って、三本締めて空治と帰宅。りょう治と合流して、松の実さんで夕食。明日は早いのだ。
28	金	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		19:15上がり	木曽義仲	下席前半（夜の部） 松之丞改メ六代目神田伯山真打昇進襲名披露興行	【場所】：浅草演芸ホール 【木戸銭】：一律 3,500円 【問合せ・ご予約】：浅草演芸ホール　03-3841-6545	【主任】松之丞改メ六代目神田伯山
		文治メモ	今朝は早起きして、空治の車で鷹治とりょう治を乗せて浅草へ。伯山襲名の整理券の長い列。鷹治は入り立ての前座に太鼓の稽古。僕は順にいびりの聞き取りをする。ひどい実態が明らかになる。十一時に終わって再び空治の車で帰宅。鷹治は伯山襲名の番頭だから色々手配があるので楽屋に残る。昼飯を食べて、前座統括頭の楽輔兄さんに電話して今日聞いたことを話す。アウトということになって張本人の師匠に連絡する。暫く謹慎で三月の理事会でクビだね。「試し酒」をさらって夕方バスで王子に出て浅草へ。今日も立ち見のお客さん。遊馬さんの司会で松鯉、伯山、僕、南なん、昇太各師が並ぶ。口上の後、僕の「木曽義仲」を聴いて貰う。松鯉先生にバトンタッチするように降りる。松鯉先生は引き続き「扇の的」を読んでくださる。寄席はいいね。楽屋でいびりの話をしたら、みんなびっくりしていた。評判が良かったようだ。上には善人面で下にはえばる。弟弟子が「兄弟子の話も聞いてくれ」と擁護するが、「てめぇも分かってて何故止めねんだ、てめぇも同罪だ」と一蹴する。伯山さんまで残って三本絞め。今日で浅草はおしまい。りょう治と空治と一緒に帰り、松の実さんで夕食。家庭的な料理が大好き。
29	土	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		13：30〜	試し酒	第50回都民寄席 国立公演	【場所】：くにたち市民芸術小ホール	林家正蔵 林家正楽 林家八楽
		文治メモ	午前中に「試し酒」をさらって、バスで高円寺、中央線で国立、バスでくにたち市民会館へ。都民寄席だ。都でやっているので中止かと思ったが、二月まで開催して、三月の公演は中止になるそうだ。三月の出演者には申し訳ないが、開催出来て良かった。三月は延期が相次いで芸人は悲鳴を上げている。お客さんはいつも一杯だが、今日は半分くらい。矢野誠一先生の解説、八楽さんの「からぬけ」、僕の「試し酒」を聴いて貰う。僕はマイペースで演るが、ドカーンがなかった。お客さんもこの世の中で陰気になるよね。正楽師匠の紙切り、正蔵兄さんの「蜆売り」でお開き。正蔵兄さんまで残って、兄さんにタクシーで国立駅まで送って貰う。有り難いね。僕は三鷹で失礼して、総武線で高円寺下車してバスで帰宅する。夜、前座二人が帰って来て、食事に出掛ける。二月も今日でおしまいだ。