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1	火	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		文治メモ	今朝は八時に起きる。休みだからゆっくりと思っても早く目が覚めてしまう。身体をゆっくり起こして「抜け雀」や「二番煎じ」をさらう。「二番煎じ」は久々だが、意外に覚えているもんだね。チャミーさんで昼食を摂ったあとはワイドショーを視る。四時に芝樂さんが来て、メダカの掃除や移動を手伝って貰う。それから、カブトムシの腐葉土も一緒に買いに行く。ありがとう！明日は新潟で早起きだ。
2	水	時間	演目	イベント名	会場	共演者
			牛ほめ	学校公演	【場所】：新潟商業高校	神田山緑 三増紋之助 春風亭㐂いち
		文治メモ	今朝は七時に起きて、支度をして、東京駅に向かう。八時台だが、電車は空いていた。講談の山緑さんと二ツ目の㐂いちさんと合流して新潟へ。タクシー乗り場への途中で、能の鼓の高野先生に会う。不思議だね。佐渡で公演があるそうだ。我々は新潟商業高校へ。独楽の紋之助兄さんは車で来た。僕の解説、㐂いちさんの「転失気」、山緑さんの「越の海」でお仲入り。あまり反応がない。仲入り後は㐂いちさんの体験コーナー。これでようやく笑いが起きる。紋之助兄さんの体験コーナーでも生徒さんは喜ぶ。僕は「牛ほめ」を演るが、あまり反応がない。ちゃんと聴いてくれてるけどね。お礼の言葉も頂く。帰りは大宮下車で帰宅する。明日、本来なら十日町の仕事だったが、キャンセルになる。打ち合わせでずいぶん自慢話を聞かされたが。
3	木	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		文治メモ	今朝は八時に起きる。テレビを視て身体を起こそうとしたら、北朝鮮がミサイルを三発も発射しやがってみんなそれだ。本当に北朝鮮は馬鹿な国というか、消滅して欲しい。国民には罪はないが、幹部や与太郎の兄妹が国の癌だね。「抜け雀」と「二番煎じ」をさらって、メダカにエサをやる。今日は暖かいからね。空治が来て、衣装を畳んでくれる。おばさんで昼食と思ったが、列ができていたので、茶平で中華を食べる。のんびりしていたら、地震に驚く。明日は朝早く旅だから支度をしなくちゃ。
4	金	時間	演目	イベント名	会場	共演者
			転失気	学校公演	【場所】：諫早商業高校	林家染雀 鏡味正二郎 古今亭今いち
		文治メモ	今朝は六時に起きる。支度して、空治が来て車で羽田空港へ。車を駐車場に停めて、搭乗口で今いちさんと曲芸の正二郎さんと合流して長崎空港へ。タクシーで諫早文化会館へ向かう。前に来た事がある場所。上方の染雀さんは先に来ていた。諫早商業高校の学校公演。染雀さんの解説、今いちさんの「初天神」、染雀さんの「子ほめ」でお仲入り。正二郎さんの曲芸、僕の「転失気」でお終い。素晴らしい生徒さんで、よく笑ってくれた。高座返しの空治にも沢山の拍手。お礼の言葉で、空治も高座に出す。気持ちよくホテルへ。六時半にロビー集合で、歩いて繁華街へ向かって打ち上げ。よくしゃべり、よく呑み、よく笑った。気が付いたら十一時だった。明日は佐世保へ移動。
5	土	時間	演目	イベント名	会場	共演者
			牛ほめ	学校公演	【場所】：鹿町工業高校	林家染雀 鏡味正二郎 古今亭今いち
		文治メモ	ホテルで七時に目覚める。身体を慣らして、支度をし十時半にチェックアウト。ジャンボタクシーで諫早から佐世保へ。しゃべっていたので時間は短く感じた。鹿町工業高校の学校公演。染雀さんの解説、今いちさんの「英会話」、染雀さんの「子ほめ」と後ろ面でお仲入り。仲入り後は正二郎さんの曲芸、僕の「牛ほめ」でお開き。「子ほめ」と「牛ほめ」、寄席ではあり得ないが学校公演は別。要所要所笑って貰えた。終わって、佐世保から福岡駅、福岡空港の予定だったが、渋滞と運転席さんが道を間違えたりで、福岡駅は諦めて福岡空港へ。染雀さんは走って福岡空港から地下鉄で福岡駅へ。我々は羽田空港へ。検査場がバカ混みでずいぶん並んだ。羽田空港で、正二郎さんと今いちさんと別れて、空治と車で小田原へ。明日は小田原の福泉寺さんの仕事が午前中なので、ホテルに泊まる。
6	日	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		10：20～	抜け雀 お血脈 ラーメン屋	京都芸術大学提携講座 小田原ゆかりの落語	【場所】：小田原・華岳山福泉寺客殿	飯田ひとみ 桂　空治
		文治メモ	【抜け雀】ホテルで七時に起きて、支度をして、九時にホテルを出て、車で福泉寺さんへ向かう。京都芸術大学講義でマツバの飯田さんと支度をして、十時二十分に開始。飯田さんの話が五十分、空治の「錦明竹」、僕の「抜け雀」を聴いて貰う。事前に高座に掛けられなかったが、自分なりに出来た。稽古が一番だね。その後は旅の噺の解説をして、質問を受ける。遠くは三重の鈴鹿から来た生徒さんや車で小田原以外から来た生徒さんもいた。生徒さんの熱意に感謝。
			【お血脈】講義の後、福泉寺の奥様や飯田さん、京都芸術大学の先生、空治と小田原駅近くの海鮮料理屋で昼食。美味しい昼食だった。二時半から独演会。沢山のお客さんで空治の「牛ほめ」、僕の「お血脈」を聴いて貰う。「時そば」を演りたかったが、空治が前回演っていた。「お血脈」で京都慕情を熱唱する。
			【ラーメン屋】仲入り後は「ラーメン屋」を演る。笑いと涙は落語の良さ。皆さん、よく聴いてくれた。終わって、福泉寺のご住職や奥様、飯田さんにお礼を言って、空治の運転で帰宅。途中、港北サービスエリアで夕食を摂る。眠くなるといけないので、尻取りをやりながら帰って来る。明日はさなぎの会だ！
7	月	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		18：30～	明烏	第49回 さなぎの会	【場所】：三越前・お江戸日本橋亭 【木戸銭】：当日2,000円　前売1,500円 【問合せ】：090-5852-3966　rakugo.yoyakuform@gmail.com	雷門音助「化け物使い」 桂　鷹治「片棒」 桂　空治
		文治メモ	今朝は自宅で九時に起きる。いつもより寝坊だね。身体をゆっくり起こして「明烏」を二度さらう。チャミーさんで久しぶりに昼食、後はうたた寝が出来る。夕方、空治が寄席から帰ってきたので、車で日本橋亭に向かう。四十九回目のさなぎの会。トリの昇市さんはコロナに罹ったので休演。残ったメンバーで演る。お客さんも沢山入って、僕の挨拶は旅の話。下灘や大三東の話をする。空治の「錦明竹」はマクラが長すぎる。噺とのバランスもある。僕はマクラなしで「明烏」を演る。昇市さんが「紺屋高尾」を演る予定だったので同じ廓噺にして、次回のリベンジに差し障りなくする。仲入り後は音助さんの「化け物使い」。地味だが、演っている人は愉しいと思う。先代柳橋師匠や志ん朝師匠の話をする。抜けた処は自分で気が付けば大丈夫。お終いは鷹治の「片棒」。万歳を盛り上げて、阿波踊りの方が面白いとアドバイス。兎に角、お客さんも温かいし良い会だね。自画自賛！次回は五十回目だ。長くやってるね。
8	火	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		13：00～	転失気	学校公演	【場所】：長良高校	三遊亭歌武蔵 桂　鷹治 桂小すみ 桂　空治
		文治メモ	今朝は七時に起きて、支度したあと、空治が八時半に来たので東京駅へ向かう。鷹治と音曲の小すみさんと合流して、名古屋に新幹線で向かう。名古屋から岐阜へ向かう。昨日まで信長まつりで盛り上がった街だ。歌武蔵兄さんと合流して会館にタクシーで向かう。鷹治の同級生が長良高校に務めていて、学校公演をやってくれる。沢山の生徒さんで、鷹治の解説と「時そば」、歌武蔵兄さんの「猫の皿」でお仲入り。仲入り後は小すみさんの音曲、僕の「転失気」でお開き。よく聴いてくれる生徒さん。歌武蔵兄さんと楽屋でしゃべりっぱなし。東京に帰って来て、中野坂上で歌武蔵兄さんにご馳走になる。まだまだ話は尽きないが、四時間呑んでお開き。楽しかったなぁ。兄さんに「猫の皿」の稽古をお願いする。鷹治も空治もということになり、一門で教わる事になる。楽しい一日だった。
9	水	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		文治メモ	今朝は八時に起きる。休みだからゆっくりと思うけど寝られないのよ。身体をゆっくり起こして「尼狐」や「尻餅」をさらう。時季だね。桜台のあだちやさんで力うどんを食べて、練馬区役所にマイナンバーカードを取りに行く。ずいぶん混んでたね。顔写真入り身分証明書は初めて。運転免許証もないし、外国には行きたくないのでパスポートもない。取り敢えず良かった。後はメダカの世話などのんびり。夜は京都の番組を視て、録画したドラマや仕事人を視る。明日は床屋さんだ。
10	木	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		文治メモ	今朝は八時半に起きる。身体をゆっくり起こし「尼狐」や「倶利伽羅峠」から「扇の的」をさらう。一時に空治が来たので、チャミーさんで一緒に昼食、僕はバスで赤羽へ出て御徒町の床屋さんに。王子からバスで帰って来て、LIFEで油揚げや葱を買う。歌武蔵兄さんから送って頂いたきしめんを食べる。旅支度をして、早目に寝る。明日は早いから。
11	金	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		13：00～	牛ほめ	学校公演	【場所】：天草工業高校	ラッキー舞 古今亭今いち 桂　空治
		文治メモ	今朝は四時半に起きて、朝風呂に入り、六時に空治が来て車で羽田空港へ。今いちさんと合流して、熊本空港へ。上方の曲芸ラッキー舞さんと合流して、ジャンボタクシーで天草へ。二時間海が続き、ようやく天草工業高校に到着。海の側にあり、船を模した校舎は工業高校らしい。一時過ぎから開始で、僕の解説と空治の蕎麦の実演。今いちさんの「初天神」と体験コーナーでお仲入り。ラッキー舞さんの曲芸、僕の「牛ほめ」でお終い。よく聴いて笑ってくれる上にお土産まで戴く。今いちさんと舞さんは天草空港へ。福岡空港へ行き、今いちさんは羽田空港へ。舞さんは博多駅に出て新幹線で大阪へ。我々はバスセンターに行き、バスで熊本空港へ。約三時間掛かる。有明海に沈む夕陽が綺麗だった。熊本空港から新幹線で小倉へ。ホテルは駅の中。やっと到着して、空治と夕食を摂り、ホテルで横になる。疲れたね。明日は小倉で仕事だよ。
12	土	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		13：00～	ラーメン屋 お血脈	第19回　北九州ひまわり寄席 瀧川鯉昇・桂文治　二人会	【場所】：北九州芸術劇場　中劇場 【木戸銭】：全指 4,000円 【問合せ】：（株）寿限無企画　090-2394-9866	瀧川鯉昇 桂　空治
		文治メモ	【ラーメン屋】今朝はホテルで八時に起きる。体調はイマイチ。部屋が冷房しかかからなかったからかな？トイレで「ラーメン屋」をさらう。十一時に鯉昇兄さんと合流して、迎えの車で会場へ。一時開演で、会場が広い為にお客さんが少なく見える。空治の「錦明竹」、鯉昇兄さんの「粗忽の釘」、僕の「ラーメン屋」を聴いて貰う。台詞の出てこない処もあり、あまり良くないが、お客さんはしっかり聴いてくれた。
			【お血脈】仲入り後は僕の「お血脈」を聴いて貰う。こちらは手慣れているので、よく笑って貰えた。ただ、京都慕情の歌を間違えた。体調の為かな？病院に行くより、手遅れで死んだ方がいい。お終いは鯉昇兄さんの「二番煎じ」。世話人さんにお礼を言って、小倉駅まで送って貰う。小倉から博多、博多から福岡空港に出て飛行機。鯉昇兄さんは新幹線で東京に帰るらしい。明日は栄町会館と笑点だよ。
13	日	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		14：00～	扇の的 尼狐	第54回　桂文治　自分のための落語会　栄町会館の巻	【場所】：桜新台・栄町会館 【木戸銭】：当日2,800円、予約2,500円 【問合せ】：本幡　090-8007-7894	雷門音助 桂　空治
		文治メモ	【扇の的】今朝は八時半に起きる。身体を起こし「尼狐」と「源平」をさらう。自宅で食事を摂ってから、昼過ぎに栄町会館へ向かう。会場作りをと思っていたが、世話人さんが全て準備してくれていた。有り難いね。二時開演で空治の「転失気」、僕の「扇の的」を聴いて貰う。手慣れた根多もさらうとスラスラ台詞が出てくる。倶利伽羅峠、兄弟対面、鵯越、扇の的まで演る。明るいお客さんで助かる。終わって、倶利伽羅や屋島、寂光院の思い出をしゃべる。
			【尼狐】仲入り後は音助さんの「雛鍔」、お終いは僕の「尼狐」を聴いて貰う。旅のマクラを振ってから、ネタに入る。こちらもよく笑って貰えた。終わって、亡き喜多八兄さんが七度狐を寄席サイズに変えたこと、先日の歌武蔵兄さんとの話をおしゃべりする。本幡ママさんを送り、夕食の鰻弁当を美味しく頂く。夕方の「笑点」は怖さと恥かしさで視られなかった。
14	月	時間	演目	イベント名	会場	共演者
			時そば	旭町北地区区民館寄席	【場所】：旭町北地区区民館	林家喜之輔 桂　空治
		文治メモ	今朝は八時半に起きる。身体を起こし「二番煎じ」をさらう。支度して、十時半にチャミーさんでモーニング。サンドイッチの土産を作って貰う。十一時に空治が来たので、車で青山へ師匠のお墓参り。運転しながら食べられるので、サンドイッチを空治に渡す。下旬は東京にいないので、早めにお参り。あと一度のお参りで今年も終わりで、健康をお願いする。それから練馬へ行って、紙切りの喜之輔さんを拾い、光ヶ丘の旭町北地区区民館へ向かう。桜台地区区民館の紹介でこちらでお仕事。南大泉、東大泉、桜台、旭町北と横の繋がりで区民会で仕事が出来る。嬉しいね。沢山のお客さんで空治の「転失気」、喜之輔さんの紙切り、僕の「時そば」でお開き。初めてだが、明るいお客さんで助かる。旭町北地区区民館の皆さんのお気遣いにも感謝。帰りに喜之輔さんを練馬で降ろして帰宅。明日は休みだ！
15	火	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		文治メモ	今朝は八時半に起きる。身体を起こし「もう半分」や「尻餅」をさらう。チャミーさんで昼食を摂ったあと、バスで高円寺に出て、中野へ向かう。久々に三杉里親方のごっつハンドでマッサージ。五十肩で一年振りかな？硬くて、揉みほぐして貰う。終わって、バスで江古田駅へ。バスに乗る時からおしっこをしたかった。江古田に着いて、郵便局で速達を出して、葉書を買う。西村文具店で来年の手帳を買う。「薬も貰わなければいけない」と見るとチャミーさんが開いていた。カラオケをやっていたのでトイレを借りる。僕も「京都の恋」を歌い、薬を薬局で買って帰宅。今日は寒かった。明日は福生だ。
16	水	時間	演目	イベント名	会場	共演者
			お血脈	青梅信用金庫寄席	【場所】：福生市民会館	宮田陽・昇 古今亭今輔 桂　空治
		文治メモ	今朝は八時に起きて、支度して、空治の運転で福生市民会館へ向かう。途中、コンビニでアメリカンドッグを買う。今日は亡くなった小蝠の誕生日だからね。青梅信用金庫のお客様サービスの寄席。鯉昇兄さんと長いことお世話になっている。真打ちになる時に羽織を作って頂いた。紋は青梅信用金庫のマーク。この羽織を持って行く。空治の「真田小僧」、今輔さんの「騙されたふり作戦」でお仲入り。ご注文でオレオレ詐欺のネタを頼まれたらしい。仲入り後は宮田陽・昇さんの漫才、お終いは僕の「お血脈」。広い会館に沢山のお客さん。京都慕情も熱唱する。世話人さんにお礼を言って、車で帰宅する。明日は前座会で早起きだ！
17	木	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		文治メモ	今朝は七時に起きて、いつものように新聞を読んで、朝風呂に入る。笑点の視聴率は先週四位だった。ホッとする。電車で浅草演芸ホールへ向かい、高座で楽輔兄さんと前座会。四丁目や祇園小唄をやり、宿題の前座のせりや鞍馬を叩いて貰う。出来ていない。しっかり小言と指導。憎くて言っている訳ではない。その前座の為を思えばこそだ。楽輔兄さんも同じ考えだ。パワハラなんぞではない。パワハラだのセクハラだのと喚き過ぎる。学校も会社も大変だ。嫌な世の中になったもんだ。帰りにアロマさんに久し振りに寄る。ずっと寄席は休みだからね。バスで池袋に出て、チャミーさんで昼食。たまたま居合わせたJ:COMの方と一人暮らしで困る事をしゃべる。一服して「味噌蔵」と「尻餅」をさらう。後はのんびりして、録画した「相棒」や「トラベルドクター」を視る。明日の夜は墨亭だ。
18	金	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		19：00～	味噌蔵 尻餅	向じま墨亭　桂文治の会	【場所】：曳舟・向じま墨亭 【木戸銭】：全自2,500円 【問合せ】：オフィスぼんが　080-1327-5615	桂　空治
		文治メモ	【味噌蔵】今朝は八時半に起きる。新聞やテレビを視て身体を起こす。やはり時代劇は素晴らしい！「味噌蔵」と「尻餅」、「二番煎じ」をさらう。チャミーさんで昼食を摂ったあと、クリーニングを取りに行き、印刷の葉書も受け取りに行く。後はのんびりして、夕方、バスで王子に出て鶯谷駅へ。昼席を務めた空治と合流する。車で行って貰ったので、衣装も全て預けてある。そのまま墨亭へ。平日夜の墨亭は初めて。夜なので、お客さんはいつもより少ないが、しっとりとして良い雰囲気。空治の「道灌」、僕の「味噌蔵」を聴いて貰う。二ツ目時分はよく演った噺だが、今はあまり演らない。お客さんに助けられ、京都の恋も歌えた。
			【尻餅】仲入り後は空治の「転失気」、僕の「尻餅」を聴いて貰う。「尻餅」も久し振り。「掛け取り」が多くなって、段々演らなくなった。楽しんで貰って、拍手までいただいた。次回は墨亭初席と一月三十日の夜。席亭さんにお礼を言って、帰りにびっくりドンキーでハンバーグを食べる。明日は栄町会館だ。
19	土	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		14：00～	二番煎じ 鈴ヶ森	第4回　文治寄席	【場所】：新桜台・栄町会館 【木戸銭】：3,000円 【問合せ】：本幡　090-8007-7894	江戸家まねき猫 桂　空治
		文治メモ	【二番煎じ】今朝、八時半に起きて身体を起こす。「二番煎じ」と「鈴ヶ森」をさらう。家で昼食を摂り、昼過ぎに空治が来たので、車で太鼓やつい立てや座布団を運ぶ。栄町会館で文治寄席。世話人さん達が支度をしてくれた。感謝感激。二時開演で、空治の「たぬき」、僕の「二番煎じ」を聴いて貰う。沢山のお客さんで、大阪から来てくれた方もいる。「二番煎じ」は久々。稽古したので愉しんで出来た。二日連続で食べ物に座っている。
			【鈴ヶ森】仲入りを挟んで、まねき猫ちゃんのものまね、僕の「鈴ヶ森」を聴いて貰う。「鈴ヶ森」は空治が演り倒しているので、お客さんも知っている噺。僕は喜多八兄さん直伝の分家みたいなもの。教わった通りに台詞を抜かずに演る。楽しんで貰えて良かった。佐々木隊長も来てくれて、いろいろ話も出来た。片付けも世話人さんがやってくれた。有難いね。まねき猫ちゃんやお囃子のみち子さんにもお世話になる。ありがとう！本幡ママさんを送り、お寿司をご馳走になる。いつもご馳走になって恐縮する。帰宅して、夜もお寿司を食べて旅支度をする。
20	日	時間	演目	イベント名	会場	共演者
			時そば	南大泉地区区民館寄席	【場所】：南大泉地区区民館	柳亭芝樂 桂　空治
		文治メモ	今朝は八時に起きて、身体を起こす。「蟇の油」や「時そば」をさらう。昼過ぎに芝樂さんと空治が来たので、車で南大泉地区区民館に向かう。昔長らく住んでいた場所だ。未だに呼んでくれるのは有難いね。直ぐに満席になったらしい。空治の「たぬき」、芝樂さんの「バスガール」、僕の「時そば」を聴いて貰う。仕草ものは儲かるね。お終いは芝樂さんの玉すだれ。世話人さんと写真撮影して帰宅。芝樂さんは急いで浅草演芸ホールへ。空治は車で愛媛の松山へ。二十四日に京都で合流する。車が必要だから仕方ない。
21	月	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		文治メモ	今朝は九時に起きる。ちょっと寝坊だね。身体を起こし「明烏」や「火焔太鼓」、「もう半分」をさらう。上方ツアーの稽古。チャミーさんで昼食を摂る。後は相撲を視ながらのんびり。夕方、芝樂さんが来たので、遊山亭で焼肉を食べる。明日から芝樂さんは沖縄に行くらしい。いいお旦がいるね。十二月の京都旅行も一緒なんだよね。
22	火	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		文治メモ	今朝は九時前に起きる。新聞やテレビをみてから、身体を起こす。病院で処方して貰う薬は以前三か月分だったが、今は一月ずつ処方して貰う。おかしいなと思ったら、薬が足りないそうだ。合点がいく。まさか薬が足りなくなるなんて思ってもみなかった。日本も後進国だね。「二番煎じ」と「味噌蔵」をさらって、チャミーさんで昼食。しばらくのお別れだ。相撲を視ながらのんびり。御嶽海も正代も稽古不足だ。御嶽海は怪我が怖くて稽古をしないらしい。けられるのが怖くて稽古をしないのと同じだ。また逸ノ城は師匠と弁護士を通して会話をしているらしい。ふざけてるね。湊親方も何故破門しないんだ！師匠がいればこそ、相撲取りとして暮らしていける。我々も同じだ。師匠がいなければ、逸ノ城など醜いデブだよ！そういうのが分からないのかね。歌武蔵兄さんじゃないけど、義理も仁義もない。さて、これから旅支度だ。明日から京都に入洛する。その前に床屋さんでサッパリしてね。鷹治に留守をお願いしなければ。芝樂さんは沖縄、空治は一緒だからね。
23	水	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		文治メモ	今朝は八時半に起きて、身体を起こす。旅支度の確認をして、御徒町の床屋さんへ。山手線で「肥がめ」をさらう。ちょっとした旅なので、うんと短目に刈って貰う。それから東京駅から京都へ。地下鉄烏丸線で四条へ。ずいぶん観光客と外人も増えたね。狭い通路で手を繋いで、横になって歩く与太郎がいる。周りのことを考えない。ホテルにチェックインして、部屋で一息する。それから夕食を食べにぶらぶらして、ラーメン屋さんで定食を食べる。帰りにコンビニでヨーグルトや水を買って部屋に帰る。サッカーを視ながらうとうと。勝ったね！また若者は渋谷で騒いでる。何で渋谷なの？八王子や春日部に集まればいいのに。
24	木	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		文治メモ	今朝はホテルで八時半に起きる。支度してイノダコーヒーへ向かう。処がイノダコーヒーには行列が出来ている。前はそんなことなかった。仕方なく、六角堂界隈を散策。聖徳太子が造り、池坊花道発祥の地。何度来てもいいね。グルっと周って、再びイノダコーヒーへ。二階には初めて上がる。ミックスサンドとアラビアの真珠を飲む。美味い！ぶらぶらしてホテルに帰って「明烏」をさらう。夕方、空治が松山から来て、すき焼きキムラへ向かう。れんこんやさんは予約でいっぱいで諦める。キムラに並んで、すき焼きを食べる。「ちょっと京都に住んでみた」に出てきたお店。美味しく、肉をお代わりして、お腹いっぱい。明日は玉造の猫間川寄席だ！
25	金	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		18：30～	明烏	猫間川寄席	【場所】：大阪・玉造 さんくすホール 【木戸銭】：前売 2,000円　当日 2,200円 【問合せ】：さんくすホール　06-6972-3942	桂文我「鍬盗人」「お文さん」 桂空治「錦明竹」 桂笑我「色事根問」
		文治メモ	今朝は八時にホテルで目覚め、荷物をまとめて、十二時にチェックアウト。荷物を車に入れて、駐車場近くの洋食屋で昼食。街の洋食屋で美味かった。腹ごなしに四条から八坂神社まで歩き、金木犀の香りのするクリームを買う。初代枝太郎師匠の墓が清水寺の近くにあるので、バスに乗るが満員になり、停留所で降りられない。仕方なく、京都駅まで行く。観光公害が戻って来た。京都駅からバスで四条まで行き、車で大阪の玉造へ向かう。猫間川寄席で毎年こちらでお世話になっている。文我兄さんにお姉さん、笑我さん、兄弟子のまん我さんや呂好さんも勉強に来た。沢山のお客さんで笑我さんの「色事根問」、空治の「錦明竹」、文我兄さんの「鍬盗人」、僕の「明烏」を聴いて貰う。マクラは殆ど無しでネタへ。要所要所笑って貰えた。良く出来た。マクラなしもいい。文我兄さんとの対談は芸術協会の楽屋風景。仲入り後は文我兄さんの「お文さん」でお開き。席亭さんからお寿司をご馳走になり、ホテルで頂く。明日も文我兄さんに奈良でお世話になる。
26	土	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		13：00～	火焔太鼓	桂文我 落語の彩り 特番　桂文我・桂文治 東西落語会	【場所】：奈良・近鉄奈良駅前　古々粋亭 【木戸銭】：前売 3,500円　当日 4,000円 【問合せ】：桂文我事務所　090-1414-9883	桂文我「秋刀魚芝居」 桂空治「道灌」 桂笑我「色事根問」 東西対談
		文治メモ	今朝はホテルで八時に目覚め、支度して十時にホテルを出発。奈良の古々粋亭へ向かう。笑我さんは早くに来ていて、文我兄さんとお姉さんも合流。皿そばを頂き、一時開演。満員御礼のお客さんで、笑我さんの「色事根問」、空治の「道灌」、僕の「火焔太鼓」でお仲入り。明るいお客さんで愉しんで出来る。仲入り後は文我兄さんとの対談。空治や笑我さんも出て来て大盛り上がり。お終いは文我兄さんの「秋刀魚芝居」。片付けをして、近くのお店で打ち上げ。愉しい会話と料理とお酒。終了後、空治の運転で、笑我さんを乗せて名古屋のホテルへ。明日は我々はゆっくりだ。
27	日	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		17：00～	お血脈	桂文我・桂文治 東西落語会　─仏教と落語の巻─	【場所】：愛知・大須 のぶながホール 【木戸銭】：前売 4,000円　当日 5,000円（全指） 【問合せ】：桂文我事務所　090-1414-9883	桂文我「地獄八景亡者戯」「高台寺」 桂米平「立体紙芝居　西遊記」 桂空治「転失気」 桂笑我「犬の目」
		文治メモ	今朝はホテルで八時半に起きる。身体を起こして「二番煎じ」をさらう。昼に空治と味噌煮込みうどん「たから」へ向かうが行列が出来ている。大須演芸場に行った際は弁当だから「たから」はしばらく行ってないので行きたかったが、行きたい店は休みだったり、行列が出来ている。台湾ラーメン店があったので、そこで昼食を摂る。ぶらぶらしながら、四代目阿武松の墓にお参りまする。落語に出てくるのは六代目。ホテルで一服して、四時前に大須ののぶながホールへ向かう。文我兄さんは昼席で忠臣蔵特集をやっている。夜は仏教に関する落語特集。米平兄さんにも久々に会う。コロナでずいぶん痩せていたので、身体には良かったかもしれない。笑我さんの「犬の目」、空治の「転失気」、文我兄さんの「地獄八景」でお仲入り。仲入り後は米平兄さんの「立体紙芝居　西遊記」、僕の「お血脈」を聴いて貰う。サッカーや相撲も視ずに来てくれたお客さんだから明るい皆さん。気持ちよく京都慕情を歌う。お終いは文我兄さんの「高台寺」。片付けをしたあと、デニーズで夕食。明日は四日市へ移動だ。
28	月	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		文治メモ	今朝はホテルで八時に目覚め、十時にチェックアウト。笑我さんを乗せて、四日市へ向かう。途中、長島ＳＡで一服して、四日市の料理屋さんで待ち合わせ。文我兄さんとお姉さんと合流して、優しい定食を頂く。その後、泊山霊園の初代文治師匠の墓参り。ご住職にお経をあげて頂き、みんなでお参りまする。ホテルに帰り一服して、五時から明日の高座造り。二時間掛かって、立派な高座と客席が出来る。その後、近くのイタリアンで夕食を摂る。大きなオムレツが名物。美味しく頂き、ホテルで早めに寝る。
29	火	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		14：00～	二番煎じ	桂文我・桂文治 東西落語会	【場所】：三重・四日市 近鉄百貨店近鉄アートホール 【木戸銭】：前売 3,500円　当日 4,000円 【問合せ】：桂文我事務所　090-1414-9883	桂文我「代書」 桂空治「権助魚」 桂笑我「浮世根問」 東西対談
		文治メモ	ホテルで八時過ぎに起きて、テレビを視ながら身体を起こす。「二番煎じ」や「もう半分」を軽くさらう。十一時半にホテルを出て、近鉄デパートへ。柿安でランチを頂き、ホールの楽屋でのんびり。二時開演で笑我さんの「浮世根問」、空治の「権助魚」、文我兄さんの「代書屋」でお仲入り。仲入り後は兄さんと対談。その内容は門外不出。お終いは僕の「二番煎じ」をたっぷり聴いて貰う。遠くから来て頂いた方、名古屋からの方、古い付き合いの方などたくさん来て頂いた。感謝感激。
		時間	演目	イベント名	会場	共演者
		18：00～	もう半分	桂文我・桂文治 東西落語会	【場所】：三重・四日市 近鉄百貨店近鉄アートホール 【木戸銭】：前売 3,500円　当日 4,000円 【問合せ】：桂文我事務所　090-1414-9883	桂文我「不動坊」 桂空治「たぬき」 桂笑我「犬の目」 東西対談
		文治メモ	夜の部は六時から。昼に比べると少ないが、落ち着いた明るいお客さん。昼夜の方もいる。嬉しいね。笑我さんの「犬の目」、空治の「たぬき」、僕の「もう半分」でお仲入り。本当に素晴らしいお客さん。仲入り後は文我兄さんと対談。またまた門外不出。お終いは文我兄さんの「不動坊火焔」。毎年、勉強になる愉しい落語会。皆んなで片付けをして、文我夫妻は松坂の自宅へ。笑我さんは親元へ。僕らはホテルへ。明日は伊勢のみそか寄席だ。
30	水	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		19：00～ 21：30～	肥がめ 味噌蔵	みそか寄席	【場所】：三重・伊勢内宮前 すし久 【木戸銭】：前売 2,200円　当日 2,500円 【問合せ】：おかげ横丁おみやげや　0596-23-8838	桂文我「軒付け」「目黒の秋刀魚」 桂空治「新聞記事」「たらちね」 桂笑我「色事根問」
		文治メモ	【肥がめ】今朝はホテルで八時半に目覚める。ホテルで「肥がめ」と「味噌蔵」をさらう。十二時まで延長して貰う。四日市から伊勢のおかげ横丁へ。車を停めて、海鮮の店で昼食を摂って、お伊勢さんにお参り。毎度お参り出来る幸せを実感。おかげ横丁を散策して、車に帰り少し休む。夕方、すし久さんに向かい、みそか寄席。コロナで三十人ずつ分けて落語会。七時からの部は、笑我さんの「色事根問」、空治の「新聞記事」、僕の「肥がめ」、文我兄さんの「軒付け」、文我兄さんと対談。明るいお客さんで、いつも気持ちよく出来る。
			【味噌蔵】二部は九時半から。笑我さんの「色事根問」、空治の「たらちね」、文我兄さんの「目黒の秋刀魚」、僕の「味噌蔵」、文我兄さんとの対談。二部も明るいお客さんで良かった。「軒付け」も勉強出来て、「目黒の秋刀魚」は東京とまるで違う。対談も他に漏れてはいけない話。片付けをして、零時過ぎにすし久さんを後にする。すし久さんの皆さんは優しく、気が効いている。松坂のホテルに着いて、一時過ぎになる。空治は運転お疲れ様。明日は京都だ！