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1	水	時間	演目	イベント名	会場	共演者
			牛ほめ	学校寄席	【場所】：さいたま文化会館いわつき（岩槻商業高校）	桂枝太郎 鏡味正二郎 柳亭市寿 春風亭弁橋 三遊亭こと馬 稲葉千秋
		文治メモ	今朝は五時前に起きて、支度をして、ホテルを六時に出発。宮崎空港まで宮脇さんに送って貰う。有り難いね。宮崎空港から羽田へ。車で御徒町の床屋さんに行く。サッパリして、岩槻商業高校の公演でさいたま文化会館いわつきへ。弁橋さんとこと馬さん、お囃子の千秋さんのお囃子教室、市寿さんの「転失気」、枝太郎さんの「アンケートの行方」でお仲入り。仲入り後は正二郎さんの曲芸、僕の「牛ほめ」を聴いて貰う。明るい生徒さんたちで、気持ちよく出来る。終わって、帰宅して、荷物を入れ替え、新幹線で名古屋から岐阜へ前乗り。芸能人のような暮らしは僕には合わない。
2	木	時間	演目	イベント名	会場	共演者
			転失気 転失気	学校寄席	【場所】：各務原西高校	林家正楽 田辺いちか
		文治メモ	【転失気】ホテルで七時半に起きる。昨日の五時前に比べたらゆっくりだ。身体を起こして、支度をしてロビーへ。紙切りの正楽師匠と講談のいちかさんと合流して、タクシーで各務原西高校へ。こちらで、午前午後のニ公演。十時五十分から午前の部。三年生と二年生の半分で、僕の解説、いちかさんの「仙台の鬼夫婦」、正楽師匠の紙切り、僕の「転失気」を聴いて貰う。体育館に体育座りだが、よく聴いて笑って貰えた。
			【転失気】楽屋で鰻弁当を頂き、一時半から午後の部。同じように僕の解説、いちかさんの「仙台の鬼夫婦」、正楽師匠の紙切り、僕の「転失気」を聴いて貰う。今度は一年生と二年生の半分。午前の部程ではないが、よく聴いて笑ってくれた。終わって、直ぐに岐阜羽島駅に向かう。木曽川が愛知との県境。犬山の寂光院にはよく行ったなぁ。これから、末廣亭の夜席だ。
		時間	演目	イベント名	会場	共演者
			木曽義仲	十一月上席（夜の部）	【場所】：新宿末廣亭 【木戸銭】：一般 3,000円 他 【問合せ】：新宿末廣亭　03-3351-2974	【主任】昔昔亭桃之助
		文治メモ	各務原西高校からタクシーで岐阜羽島駅へ。車内で、いちかさんは北九州出身で、大学で京都に住んでいたと聞いて、話がはずむ。いちかさんの講談は上手いね。岐阜羽島から東京へ。正楽師匠と別れ、丸の内線で末廣亭へ。明日から三連休で凄い人。末廣亭は空いているのに。「木曽義仲」を演る。働き過ぎで声がなかなか治らない。焦ったいね。トリの桃之助さんまで残って、桂花ラーメンを食べて帰宅する。明日も末廣亭とヤマノだ。
3	金	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		14：10上がり	親子酒	十一月上席（昼の部）	【場所】：新宿末廣亭 【木戸銭】：一般 3,000円 他 【問合せ】：新宿末廣亭　03-3351-2974	【主任】桂　幸丸
		文治メモ	今朝は自宅で八時半に目覚める。喉のケアをする。「睨み返し」や「質屋庫」の台詞を確認する。山形の荒木さんから庄内柿が届く。早速頂いてから末廣亭へ。喫茶楽屋に久し振りに寄る。身体の為に、ホットココアを飲んで、楽屋入り。文化の日で、沢山のお客さん。直ぐに「親子酒」に入るが、とても明るいお客様。自信になる。蝠丸兄さんにも会えて、喜楽館のお礼も言えた。一旦、帰宅して、夜は最終回のヤマノミュージックサロンへ。
		時間	演目	イベント名	会場	共演者
		19：00〜	長短 時そば	山野楽器落語の一日（第三部）　桂文治獨演會	【場所】：ヤマノミュージックサロン池袋 【木戸銭】：当日 3,000円、予約 2,800円 【問合せ】：本幡　090-8007-7894	桂　空治
		文治メモ	【長短】末廣亭から帰宅して、少し休み、思い立って「長短」をさらう。チラシを持って、池袋のヤマノ楽器へ。今日が最終回。大入で、空治の「真田小僧」、僕の「長短」を聴いて貰う。師匠の十八番でずいぶん袖で聴いた。噺に筋が無いから難しい。お客さんに助けられた。また演りたくなる。
			【時そば】仲入り後は空治の「強情灸」、僕の「時そば」を聴いて貰う。ヤマノの楽屋でさらった。なんとかなるもんだね。「行燈」は抜いて演る。その後、空治と対談。しっかり落語を演って、トークだからね。山崎まさよしとは違う。帰りは本幡ママさんにタクシーで送って貰う。ヤマノ最終回もママさんが皆んなに連絡してくれた。感謝感謝。夜は、京都の家を探すという番組を視る。ただ、司会の名前は忘れたが、スポーツ万能のタンクトップの男は嫌いだ。ゲストにタメ口で芸も何も無い。
4	土	時間	演目	イベント名	会場	共演者
			木曾義仲	東大泉婦人会	【場所】：南大泉地区区民館	林家喜之輔 桂　空治
		文治メモ	今朝は八時半に起きる。身体を起こして「睨み返し」をさらう。支度をした処で、空治が昼前に来る。車で以前住んでいた南大泉の保谷駅へ向かう。紙切りの喜之輔さんを拾って、南大泉地区区民館へ。もう二十数年開催してもらっている落語会。二時間で満員になったようだ。空治の「たらちね」、僕の「木曾義仲」まで、喜之輔さんの紙切りで盛り上がる。明るく素晴らしいお客さん。ご近所さんにも会えて懐かしいね。お礼を言って失礼する。
		時間	演目	イベント名	会場	共演者
		14：10上がり	善光寺の由来	十一月上席（昼の部）	【場所】：新宿末廣亭 【木戸銭】：一般 3,000円 他 【問合せ】：新宿末廣亭　03-3351-2974	【主任】桂　幸丸
		文治メモ	喜之輔さんを保谷駅へ送って帰ってくる。空治は末廣亭へ、僕は少し休んでから末廣亭へ向かう。喫茶楽屋で一服してから楽屋入り。連休で沢山のお客さん。「善光寺の由来」を演る。積極的なお客さんに助けられる。少し楽屋に残って雑談して帰る。明日は末廣亭だけだ。
5	日	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		14：10上がり	お血脈	十一月上席（昼の部）	【場所】：新宿末廣亭 【木戸銭】：一般 3,000円 他 【問合せ】：新宿末廣亭　03-3351-2974	【主任】桂　幸丸
		文治メモ	今朝は九時に起きる。「睨み返し」や「質屋庫」をさらう。家で軽食を摂り、末廣亭へ。今日は喫茶楽屋は休み。三連休の最後で、思ったより少ないお客さん。先に上がった仲間が「今日は重いよ」と言っていた。途中から賑やかなご婦人達が入ってきてガラリと変わる。昨日の続きの「お血脈」をサゲまで演る。京都慕情も歌い、喜んで貰えた。最前列に落ち着かないお客がいると楽屋で評判。僕は後ろを見て演るので驚かない。三時半から昇吾さんの「青菜」を聴く。少し直して、許可を出す。トリの幸丸兄さんまで残って帰宅。阪神が優勝した。岡田監督はいいね。よく選手をまとめての優勝だ。塩鯛兄さん夫妻はオリックスファンなので、悔しいだろうね。
6	月	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		14：10上がり	時そば	十一月上席（昼の部）	【場所】：新宿末廣亭 【木戸銭】：一般 3,000円 他 【問合せ】：新宿末廣亭　03-3351-2974	【主任】桂　幸丸
		文治メモ	今朝は九時半に起きる。寝坊だね。阪神優勝だから興奮したのかな？「睨み返し」や「質屋庫」、「時そば」をさらい、チャミーさんで昼食を摂って、喫茶楽屋で一服して楽屋入り。喫茶楽屋ではボンボン繫兄さんやD51のお兄さんと談笑して、喫茶のママさんのお兄さんにゴチになる。嬉しい。今日の末廣亭は昨日より入っている。不思議だね。「時そば」を演る。陽気なお客さんで助かる。トリの幸丸兄さんまで残る。
		時間	演目	イベント名	会場	共演者
		18：30〜	睨み返し	第52回 さなぎの会	【場所】：三越前・お江戸日本橋亭 【木戸銭】：当日2,000円　前売1,500円 【問合せ】：090-5852-3966　rakugo.yoyakuform@gmail.com	雷門音助「日和違い」 春風亭昇市「写真の仇討」 桂　鷹治「へっつい幽霊」 桂　空治
		文治メモ	末廣亭から日本橋亭へ。日本橋亭では最後のさなぎの会。いつもより少しお客さんは少なかった。最初に僕が挨拶をして、空治の「真田小僧」、僕の「睨み返し」を聴いて貰う。今日のメンバーのネタは短いものが多く、僕も二十分、演りたかった「睨み返し」が出来た。ヤクザ風の人が名前を名乗るのを忘れたが、良い勉強になる。次は音助さんの「日和違い」でお仲入り。今では珍しい噺。俵を着る件が面白い。学生さんにフリかね？と訊くくすぐりもあるとアドバイス。仲入り後は昇市さんの「写真の仇討ち」。今日は昇市さんが一番良かったかな？マクラの貯金で噺へ入る。結構でしたよ。サゲは手切った方がいいとアドバイス。トリは鷹治の「へっつい幽霊」。展開が目まぐるしく、僕も演ったが骨が折れる。シンプルにならないかなとアドバイス。寄席サイズの南なん兄さんの「へっつい幽霊」を聴くようにも言い添える。三木助師匠の噺は「へっつい」といい、「崇徳院」といい、「三井の大黒」といい、難しくて展開がはやい。本幡ママさんがタクシーで送ってくれる。打ち上げがなかったので、音助さんや昇市さん、受付の小蝠夫人に申し訳ない。日本橋亭に別れを告げ帰る。長い事、ありがとう！
7	火	時間	演目	イベント名	会場	共演者
			お血脈	東大泉婦人会	【場所】：妙円寺ホール	林家喜之輔 桂　空治
		文治メモ	今朝は、九時に起きる。身体を起こして「甲府い」をさらう。寄席で出来そう。支度をして、空治が昼に来る。チャミーさんで昼食を摂り、車で大泉学園駅近くの妙円寺のホールへ。四年ぶりの東大泉婦人会主催の落語会。沢山のお客さんで空治の「錦明竹」、僕の「お血脈」を聴いて貰う。コロナと尾身の悪口を言って、ネタに入る。明るいお客さんで、京都慕情で盛り上がった処で切る。仲入り後は喜之輔さんの紙切りで楽しんで貰う。「来年もお願いします」と確約をいただく。喜之輔さんは電車で池袋演芸場の代演に、我々は車で帰宅する。入れ替わりが出来なかったので、夜はのんびり出来る。明日、明後日は、末廣亭だけだ。
8	水	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		14：10上がり	鈴ヶ森	十一月上席（昼の部）	【場所】：新宿末廣亭 【木戸銭】：一般 3,000円 他 【問合せ】：新宿末廣亭　03-3351-2974	【主任】桂　幸丸
		文治メモ	今朝は八時半に起きる。末廣亭で演りたい「甲府い」と「豆や」を演りながら、時間を計る。自宅で食事をして、喫茶楽屋へ。Ｄ５１のお兄さんと談笑して楽屋入り。客席を見て驚いた。諏訪からの小学生が十二時半から入っていて、仲入りの僕まで居て帰るらしい。「甲府い」も「豆や」も難しいので諦める。「牛ほめ」をとも思ったが、急に「鈴ヶ森」が浮かんで来る。「鈴ヶ森」は久々だが、何となく出来て、大人も小学生もよく聴いてくれた。良かった。高座が終わって帰宅。後はのんびり出来る。
9	木	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		14：10上がり	甲府い	十一月上席（昼の部）	【場所】：新宿末廣亭 【木戸銭】：一般 3,000円 他 【問合せ】：新宿末廣亭　03-3351-2974	【主任】桂　幸丸
		文治メモ	今朝は九時に起きる。身体を温めて「甲府い」や「睨み返し」、「質屋庫」をさらう。チャミーさんで軽食を摂り、喫茶楽屋で一服する。末廣亭は今日も団体さんが二つ。二つともシニアの皆さん。今日は「甲府い」が出来る。十五分で忙しいが、今日出来て良かった。終わって、直ぐに帰宅して、買い物もする。夕方、久々にパチンコに行く。一円パチンコだから依存症にはならないが、年金を注ぎ込んでいるようなお年寄りが多い。皆、負けては言っている。北朝鮮のロケットの一部を作らせてやったと。全体的にお客は少ない。今、どんどんパチンコ屋も潰れている。儲からないと気が付いたからかな？なんでも依存症はいけない。もっとも、パチンコをやる人はお客さんにはならない。明日は雨らしい。千穐楽に雨は嫌だね。
10	金	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		14：10上がり	豆や	十一月上席（昼の部）	【場所】：新宿末廣亭 【木戸銭】：一般 3,000円 他 【問合せ】：新宿末廣亭　03-3351-2974	【主任】桂　幸丸
		文治メモ	今朝は寒い。九時に起きる。身体を温め「子ほめ」をさらう。早めに家を出て、御徒町の床屋さんでサッパリして、新宿三丁目へ。喫茶楽屋で一服しながら、ボンボンの繁兄さん、Ｄ５１のお兄さんと談笑。「子ほめ」を演りたかったが、前の小痴楽さんが「一目上がり」を演ったので、諦めて「豆や」を演る。今日も団体さんがあり、明るいお客さんだった。「豆や」も楽しんで貰えた。蝠丸兄さんから師匠のくすぐりの変化を聞く。トリの幸丸兄さんまで残って、ボンボンさんの太鼓を叩く。この芝居は勉強させて貰った。
		時間	演目	イベント名	会場	共演者
		17：55上がり	質屋庫	しのばず寄席（夜の部）	【場所】：お江戸上野広小路亭 【木戸銭】：前売 1,500円、当日 2,000円 【問合せ】：お江戸上野広小路亭　03-3833-1789	【主任】土橋亭里う馬
		文治メモ	末廣亭から上野広小路亭へ。しのばず寄席だ。「質屋庫」を演る。どうしても今日演りたかった。お客さんはじっくり聴いてくれる方々だったのでしっかり出来た。「質屋庫」は文我兄さんツアーで演るので今日演れて良かった。後は墨亭で演るつもり。宝塚の自殺は絶対イジメだね。女の園は歌舞伎の世界より陰湿で嫉妬深い世界だ。大奥と同じだね。女は怖い。くわばらくわばら。
11	土	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		14：00〜	甲府い 睨み返し	第60回　桂文治　自分のための落語会　栄町編	【場所】：新桜台・栄町会館 【木戸銭】：当日 3,000円、予約 2,800円 【問合せ】：本幡　090-8007-7894	春雨や晴太 桂　空治
		文治メモ	【甲府い】今朝は九時に起きる。寒い！身体を温めて「甲府い」や「睨み返し」、「死神」をさらう。家で昼食を摂り、一時に空治が来て、座布団を持って行って貰う。僕も栄町会館へ向かう。有志の皆さんが会場を作ってくれた。有り難いね。二時開演で、空治の「豆や」、僕の「甲府い」を聴いて貰う。末廣亭でも出来たので、しっかり出来た。終わって、今の可楽師匠から教わったことや御会式の事、素敵なサゲの事をおしゃべり。
			【睨み返し】仲入りを挟んで、晴太さんの「位牌屋」、僕の「睨み返し」を聴いて貰う。晴太さんの「位牌屋」はよくウケていた。結構結構。「睨み返し」も楽しんで貰えた。終わって、亡き喜多八兄さんに教わった事や普段は鏡は見ないが、この噺だけは見る事などをしゃべる。陽気なお客さん、ありがとう！一旦、帰宅後、泊まりの支度をして、NHKの新人落語大賞を視る。慶治郎さん、おめでとう！審査員がその場で点数を出すのはどうかと思う。僕らの頃は別室で審査していた。M 1の真似かな？六時半に空治が来て、東京駅から名古屋のホテルへ向かう。新幹線で福笑師匠に会う。ちょっと話をして、師匠は自分の席に。不思議だね。
12	日	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		10：00～	子ほめ	京都芸術大学提携講座「東海ゆかりの落語」	【場所】：愛知県産業労働センターウインクあいち小ホール 【木戸銭】：前売 3,500円 【問合せ】：オフィスマツバ　050-3497-5500	小林昌廣 桂　空治
		文治メモ	ホテルで七時に目覚める。ゆっくり支度して、九時前にロビーで空治と待ち合わせして、ウインクあいちへ徒歩五分。マツバの飯田さんや小林先生、西野さんご夫妻と合流して、椅子を並べて会場作り。高座はウインクあいちの方がやってくれる。有り難いね。音や照明の打ち合わせをして、十時半から小林先生の講義、その後、落語の時間で、空治の「平林」、僕の「子ほめ」を聴いて貰う。安楽庵策伝が作ったと言われている。勉強に来た皆さんだから、真面目であまり笑わない。僕はしっかり出来た。その後、小林先生と対談。志ん生師匠や文楽師匠、志ん朝師匠の話をする。対談はあっという間に終わる。まだまだ喋りたかった。午後は独演会だ。
		時間	演目	イベント名	会場	共演者
		14：00～	死神 浮世床 甲府い	第12回名古屋　桂文治独演会	【場所】：愛知県産業労働センターウインクあいち小ホール 【木戸銭】：当日3,500円 【問合せ】：オフィスマツバ　050-3497-5500	桂　空治
		文治メモ	【死神】間で天むすを頂き、二時から独演会。今回はいつもより少ないが、百人以上のお客様。名古屋に地盤がないのに、西野さんご夫婦に感謝。空治の「錦明竹」、僕の「死神」を聴いて貰う。照明を使い、効果的に演る。
			【浮世床】仲入り後は僕の「浮世床」を聴いて貰う。隠し芸の件で皆んなで蛍の歌を歌う。「本」は抜いて「夢」で終わる。真打ち競演で演るので、出来て良かった。
			【甲府い】空治の「猫の皿」、僕の「甲府い」でお開き。ようやく三席目で明るくなった気がする。初めての方が多いのか、全体的に食い付きが悪かったが、お終いは上手くいって良かった。空治と記念撮影会をやって、本当のお開き。着替えをしている間に、片付けが終わった。小林先生は脳梗塞から回復して、お酒は辞めたらしい。打ち上げには参加せず、京都に帰る。我々はイタリアンの店でいろいろ話をして、喫茶店でコーヒーを飲み、新幹線で帰宅する。流石に疲れたね。皆さんに感謝感謝。
13	月	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		文治メモ	今朝は八時半に起きて、支度をして、お茶の水の日大病院へ。さすがに疲れているのか、瞼が重い。病院の待ち時間でもうとうと。薬が無くなるので、貰いに行く。勘定を払って、中央線で中野に出て、バスで江古田に帰って来る。行きは有楽町線と丸の内線にしたので、帰りは変えたくなる。江古田から歩いて、途中の文房具屋で来年の手帳を買う。チャミーさんで昼食を摂って、家でのんびり。夕方「浮世床」の時間を計る。夜は寒かった。早目に寝る。
14	火	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		19：00～	幽霊の辻 平林	桂文治・柳亭小痴楽 二人会	【場所】：深川江戸資料館 【木戸銭】：全指 4,100円、前売 3,600円 【問合せ】：オフィスマツバ　050-3497-5500	柳亭小痴楽 桂　空治
		文治メモ	【幽霊の辻】今朝は九時に起きる。寒いね。身体を温めて「幽霊の辻」や「親子酒」をさらう。チャミーさんで昼食を摂った後は少しのんびり。夕方、支度して、空治の運転で町内の方を四人乗せて深川江戸資料館へ。小痴楽さんとの二人会。小痴楽さんのお陰で沢山のお客さん。空治の「錦明竹」、小痴楽さんの「のめる」、僕の「幽霊の辻」を聴いて貰う。空治がマクラで変なことを言ったので、それをネタにする。温かいお客さんで、講釈のサゲを使う。
			【平林】仲入り後は僕の「平林」を聴いて貰う。少し延びていたので、短めに演れる噺を。「親子酒」は次回にして「代書屋」をと思ったが、先日、NHK新人落語大賞を視たので「平林」にする。やはり点数提示はいけない。M 1を意識しすぎる。「平林」はコンパクトにして、楽しんで貰う。お終いは小痴楽さんの「付き馬」。骨が折れる噺だが、難なく愉しんで演っている。元師匠が言うのもなんだが、いい噺家になったね。小痴楽さんも弟子をとった。歳も僕が小痴楽さんを弟子にとったのと同じくらい。僕の気持ちが分かるらしい。これの繰り返しなんだね。次回もあるよ。町内の方を送り帰宅。明日、明後日は休みだ。
15	水	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		文治メモ	今朝は九時に起きる。寒いから、起きるのが遅くなった。身体を温めて「禁酒番屋」や「幾代餠」をさらう。桜台のあだちやさんで天丼と蕎麦セットを食べて、後はのんびり。宝塚歌劇団のトップの会見は酷い！絶対に妬みや恨みがある。特に女の世界は陰湿だ。以前、テレビでやっていた。入団すると先輩達の前で自己紹介する。それを冷やかな眼でニヤニヤしながら先輩は見ている。虐めた女も分かってるはずだ。法で裁けぬ者は・・・
16	木	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		文治メモ	今朝も何だかんだで九時に起きる。ゆっくり身体を起こして「擬宝珠」や「ラーメン屋」をさらう。お昼は本幡ママさんと茶平でランチを頂く。いろんな話をして為になる。それから、伊藤印刷へ葉書を取りに行き、郵便局でレターパックを買い、クリーニングを取り、ポチ袋の代金を払い、チャミーさんで一服する。相撲や相棒を視て、明日演る「浮世床」の時間を計る。一分短いので、マクラで何とかしなきゃ。明日は「真打ち競演」の収録で函館。飛行機の予定が天候不良の予報で新幹線になる。新幹線で函館は初めて。明日は早いので寝る。
17	金	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		15：00～	浮世床	NHKラジオ「真打ち競演」収録	【場所】：爾志郡・乙部町民会館	三拍子 ナオユキ 入船亭扇辰 柳亭小燕枝 テツandトモ
		文治メモ	今朝は七時に起きて、支度をする。八時半に空治が来たので東京駅へ向かう。西武有楽町線は急行が急に各駅になる。線路点検らしいが、それはそちらの都合であって、我々には何の関係もない。急行をあてにしている人には迷惑な話だ。丸の内線もノロノロ運転。毎日の事だろうに改善しろと言いたくなる。何処の電車もドジだね。僕はドジと無粋が大嫌いなんだよ！東京駅でNHKの世話人さんからチケットを戴く。函館に飛行機で行くはずだったが、天候不良で新幹線になる。扇辰つぁんや小燕枝さん、ナオユキさんやテツ&トモさん、三拍子さんと一緒。函館まで四時間。初めて青函トンネルを潜る。函館駅からバスで一時間半で乙部町へ到着。こちらで、真打ち競演の収録。リハーサルをして、夕食を頂き、六時から収録開始。三拍子さんの漫才、ナオユキさんの漫談、扇辰つぁんの「田能久」が一部。二部は小燕枝さんの「一目上がり」、テツ&トモさん、僕の「浮世床」を聴いて貰う。空治も最初に「寿限無」を演らせて貰って感謝。一部の最初はお客さんも硬かったが、二部は何となく雰囲気が出来てくる。テツトモさんがお客さん参加型をやったので、僕も蛍の唄を参加して貰う。終わって、町の皆さんにお礼を言って、バスで函館駅近くのホテルへ。その後、皆んなでイカ太郎で打ち上げ。刺身やほっけ、終いに焼肉まで出て来る。お腹いっぱいで気持ちよく酔える。六十歳以下の若手でかためてくれたNHKの方に感謝。
18	土	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		文治メモ	今朝はホテルで七時前に起きて、支度をして八時半にロビー集合。バスで函館空港へ。ずいぶん揺れた。羽田空港で皆んなと別れて、空治とリムジンバスで池袋へ。土曜日なので覚悟していたが、早く着いた。空治には月曜日のチケットをお願いして、僕はタクシーで帰宅。タクシー運転手が「ありがとう」と言わないので、お釣りをしっかり貰う。愛想のない運転手にはびた一文やりたくない。チャミーさんで昼食を摂り、荷物を解いたり、洗濯をしたりして、のんびり過ごす。北海道より東京の方が寒く感じる。
19	日	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		15：00～	お血脈 ラーメン屋	大和田落語会	【場所】：京成大和田・丸花亭 【木戸銭】：当日 3,200円、前売 3,000円 【問合せ】：大和田落語会　047-482-2934	桂　空治
		文治メモ	【お血脈】今朝は九時に起きて、身体を温めて「お血脈」と「ラーメン屋」を軽くさらう。十一時半に空治が来たので、車で大和田へ。途中の幕張ＳＡで昼食。九年ぶりに大和田落語会の丸花さんへ。大将や伊藤さんご夫妻に挨拶。三時から開演。空治の「やかん」、僕の「お血脈」を聴いて貰う。以前は倍くらいの人数のお客さんがいたが、コロナで少なくなったらしい。客席が少し固かったので一所懸命演る。
			【ラーメン屋】仲入りを挟んで、空治の「時そば」、僕の「ラーメン屋」を聴いて貰う。後半はいい雰囲気になっていた。打ち上げもあり、豆乳鍋やチヂミなど美味しく頂き、相撲観戦でお世話になっているくまごろさんにも会えた。良かった。帰りは酔っ払いのお姉さんを駒込に送ってから帰宅。明日は富士宮花の湯だ。
20	月	時間	演目	イベント名	会場	共演者
			禁酒番屋	花の湯寄席	【場所】：富士宮・花の湯	桂　南楽 桂　空治
		文治メモ	今朝は九時に起きる。身体を温めて、支度をする。十時半に南楽さんと空治が来て、車で富士宮の花の湯に向かう。混んでる所はいつも同じで、何も対処しない者は馬鹿だ！到着がギリギリになったので、開演を五分遅らせて貰う。空治の「たらちね」、南楽さんの「猿後家」、僕の「禁酒番屋」を聴いて貰う。陽気なお客さんで、南楽さんの「猿後家」は良かった。僕の「禁酒番屋」もよく聴いて笑ってくれた。「燗をつけてきた」でドカンとくる。ここがウケれば大成功。ある高校の先生やお世話になっている志賀さんも来てくれた。久々に温泉に浸かって、いい気持ちで花の湯を後にする。帰りはスピードを出したので早めに帰って来られる。明日は稽古日だ。文我兄さんツアーのネタをさらわなくちゃ。しかし宝塚歌劇団は大奥だね。いろんなものが渦巻いている。
21	火	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		文治メモ	今朝は九時に起きる。最近はだいたい九時だね。身体を起こして「幾代餅」や「妾馬」をさらう。文我兄さんツアーの準備。チャミーさんで昼食を摂て、家や京都の家賃を払う。一日、ひと月が早い！後はのんびりして、うたた寝も出来る。夕方「火焔太鼓」もさらう。休みでよかった。
22	水	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		19：00～	火焔太鼓 質屋庫	向じま墨亭　桂文治の会	【場所】：曳舟・向じま墨亭 【木戸銭】：2,500円 【問合せ】：オフィスぼんが　080-1327-5615	桂　空治
		文治メモ	【火焔太鼓】今朝は九時に起きる。身体を温めて「火焔太鼓」と「質屋庫」をさらう。チャミーさんで昼食を摂ってからしばらく休む。三時に空治が来たので、車で師匠のお墓参りへ行って、健康をお願いする。床屋さんでさっぱりした後で向島墨亭へ。水曜日の夜に来てくれるお客さんは神様。空治の「たがや」、僕の「火焔太鼓」を聴いてもらう。温かいお客さんで良かった。
			【質屋庫】仲入り後は空治の「狸札」、僕の「質屋庫」を聴いてもらう。あまりウケない処もしっかり笑ってもらう。文我兄さんツアーの勉強になる。墨亭はいいね。次回は十二月二十三日、空治は急ぎ働きで僕の一人会。本幡ママさんは曳舟から歩いてきてくれた。帰りは車で送る。明日は勤労感謝の日、僕も休むよ。
23	木	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		文治メモ	今朝は九時過ぎに起きる。一服して「擬宝珠」や「甲府い」、「幾代餅」をさらう。いい休みになる。桜台のあだちやさんに行ったが休みだったのでコンビニで昼食を買う。新聞代の振り込みもあったからね。後はのんびりして、旅支度をする。京都と奈良の番組を視る。奈良は来年、後援会旅行に行くので興味深い。十二時前に寝る。明日から文我兄さんツアーだが、その前に京都で紅葉を愉しむ。
24	金	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		文治メモ	今朝は九時に起きて、身体を起こして「蒟蒻問答」をさらう。旅支度を確認した処で昼過ぎに空治が来る。チャミーさんで昼食を摂り、東京から京都へ。空治は地下鉄で四条烏丸へ。僕はバスで出町のセカンドハウスへ。大きなガラガラを引いた観光客が沢山。地元の方は観光公害って言うわ！セカンドハウスから出町柳駅、京阪三条駅に出て、三条商店街で空治と待ち合わせして、すき焼きキムラへ。セカンドハウスでお世話になっている京タマ姉さんを招いて、すき焼きを食べる。美味い！その後、星乃珈琲でコーヒーを飲んで、バスで帰って来る。東京は暖かかったが、京都は寒い。明日は猫間川寄席だ。
25	土	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		18：30～	擬宝珠	猫間川寄席200回記念5ヶ月連続公演　第203回	【場所】：大阪・玉造　さんくすホール 【木戸銭】：前売 2,000円　当日 2,200円 【問合せ】：さんくすホール　06-6972-3942	桂　文我「電車」「お藤松五郎」 林家染吉「天狗刺し」 桂　空治
		文治メモ	今朝はセカンドハウスで九時に起きる。身体を起こして「擬宝珠」や「妾馬」をさらう。一時に空治が来て、行きたかったＭＡＫＩで軽食とコーヒーを飲む。美味い！今度はモーニングに行きたい。下鴨神社を散策して、セカンドハウスという喫茶店でスパゲッティを食べる。こちらは必ず行く喫茶店。ポイントも貯まって来た。それから出町柳駅から京阪電車で京橋、環状線で玉造駅へ。歩いて、猫間川寄席の会場へ。文我兄さんやお姉さん、席亭さんに挨拶する。笑我さんは体調不良で、染吉さんが急遽代演で来る。空治の「真田小僧」、文我兄さんの「電車」、僕の「擬宝珠」を聴いて貰う。陽気な通のお客さんで助かる。仲入り後は染吉さんの「天狗刺し」、文我兄さんの「お藤松五郎」、最後は対談でここだけの話をする。打ち上げは席亭さんに河豚や蟹をご馳走になる。お腹いっぱいで感謝感激。明日は奈良の天理だよ。
26	日	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		13：00～	幾代餅 ラーメン屋	桂文我・桂文治 東西落語会	【場所】：奈良・天理　文化センター 【木戸銭】：前売 3,500円　当日 4,000円 【問合せ】：桂文我事務所　090-1414-9883	桂　文我「不動坊」「音曲質屋」 桂　空治
		文治メモ	【幾代餠】今朝は九時に起きて、支度をして、十時半にホテルを出る。上本町駅まで歩き、近鉄線で天理へ。乗り換えの西大寺は安倍さんが死んだ場所。天理文化センターで落語会。空治の「やかん」、文我兄さんの「不動坊」、僕の「幾代餠」でお仲入り。電車内でさらっておいて良かった。
			【ラーメン屋】仲入り後は空治の「たがや」、僕の「ラーメン屋」を聴いて貰う。こちらも落ち着いて出来た。とても素直なお客様だ。お終いは文我兄さんの「音曲質屋」。兄さんは芸達者だね。終わって、打ち上げに太神楽養成の先生もいらして、いろいろな話が出来た。帰りは文我兄さん夫妻にホテルまで送って貰う。お姉さんもタフだ。明日は坐摩神社だよ。
27	月	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		14：00～	甲府い	いかすり寄席	【場所】：大阪・中央区　坐摩神社5階 【木戸銭】：前売 3,500円　当日 4,000円 【問合せ】：桂文我事務所　090-1414-9883	桂　文我「棟梁の遊び」 桂梅団治「壺算」 月亭秀都「明石飛脚」 桂　福丸「元犬」 桂　空治
		文治メモ	ホテルで九時に起きて「甲府い」をさらう。支度して、坐摩神社へ向かう。境内を散策して、五階のホールへ。文我兄さんやお姉さん、梅團治兄さんに福丸さん、秀都ちゃんは先に来て、準備をしてくれていた。申し訳ない。楽屋で話をして、昼の部は二時開演。空治の「芋俵」、秀都ちゃんの「明石飛脚」、福丸さんの「元犬」、僕の「甲府い」を聴いて貰う。ほとんどマクラなしで根多に入ったが、よく聴いて反応してくれた。仲入り後は梅團治兄さんの「壺算」、文我兄さんの「棟梁の遊び」。東京の「突き落とし」に似ていたが、兄さんに訊くと「棟梁の遊び」が「突き落とし」の元になったそうだ。
		時間	演目	イベント名	会場	共演者
		18：00～	妾馬	いかすり寄席	【場所】：大阪・中央区　坐摩神社5階 【木戸銭】：前売 3,500円　当日 4,000円 【問合せ】：桂文我事務所　090-1414-9883	桂　文我「福録寿」 月亭文都「借家借り」 月亭秀都「池田の猪買い」 桂　福丸「風呂敷」 桂　空治
		文治メモ	昼の部を終え、梅團治兄さんは繁昌亭へ。福丸さんは長唄の稽古、文我兄さんと僕と秀都ちゃんは本町駅地下街へ。店も少なくなっていた。喫茶店で軽食を頂く。夜は六時から。空治の「豆や」、秀都ちゃんの「池田の猪買い」、福丸さんの「風呂敷」、文我兄さんの「福禄寿」でお仲入り。仲入り後は文都さんの「借家借り」、僕の「妾馬」でお開き。文都さんは一人芝居で調子をやっていると言うが、そんなことはなかった。「借家借り」は東京の「小言幸兵衛」。宮川左近ショーで終わった。「妾馬」もマクラなしで根多に入る。井戸替えから殿公まで。夜は人数は少ないものの、これまたよく聴いて頂き、お客さんが楽屋に来て「泣いちゃったよ」と言っていただいた。だから落語は辞められない。片付けをして、打ち上げはお好み焼きで。面白い話を聞かせて貰う。文我兄さんややらせてくれた坐摩神社さんに感謝。明日は大阪を後にする。
28	火	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		文治メモ	今朝は八時に起きて、支度して、十時にチェックアウト。ロビーでしばし待ち、お姉さんが迎えに来てくれる。文我兄さんは津軽三味線の稽古があったので、玉造まで迎えに行く。マメな兄さんだ。凄い！大阪を後に三重四日市へ向かう。パチンコ屋の中の食堂で、三重名物トンテキとカレーうどんを頂く。これがバカうま！隠れた名店だ。その後、初代文治師匠の墓参りに行く。菩提寺の御住職にお経をあげて貰う。今年もお参り出来たことに感謝。その後で明日の会場作りをする。近鉄アートホールが落語会会場に変身。夜は近鉄デパートで弁当を買って貰い、早めにホテルへ。のんびり出来て良かった。洗濯をして「禁酒番屋」をさらう。明日は初代文治の命日。追悼落語会だ。
29	水	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		14：00～	禁酒番屋	桂文我・桂文治 東西落語会	【場所】：三重・四日市 近鉄百貨店四日市店11階アートホール 【木戸銭】：前売 3,500円　当日 4,000円 【問合せ】：桂文我事務所　090-1414-9883	桂　文我「不動坊」 桂　空治
		文治メモ	ホテルで九時に起きる。身体を起こして「蒟蒻問答」をさらう。十一時に文我兄さん夫妻と車で近鉄アートホールへ。柿安さんで肉のひつまぶしを頂く。バカうま！楽屋に入り支度する。二時から昼の部の開演。空治の「猫の皿」、文我兄さんの「不動坊」でお仲入り。仲入り後は兄さんとの対談。お囃子さんの話をする。お終いは僕の「禁酒番屋」を聴いて貰う。ちょっとしっくりこない。反省！
		時間	演目	イベント名	会場	共演者
		18：00～	蒟蒻問答	桂文我・桂文治 東西落語会	【場所】：三重・四日市 近鉄百貨店四日市店11階アートホール 【木戸銭】：前売 3,500円　当日 4,000円 【問合せ】：桂文我事務所　090-1414-9883	桂　文我「口入屋」 桂　空治
		文治メモ	終わって、少し休んで、六時から夜の部開演。空治の「強情灸」、僕の「蒟蒻問答」を聴いて貰う。何ヶ所か間違ったが「禁酒番屋」より何とかなった。仲入り後は文我兄さんとの対談。餅の話や故郷の話をする。お終いは文我兄さんの「口入屋」。東京の「引っ越しの夢」より長い。東西でずいぶん違うんだね。終わって、会場を元に戻す。明日からのイベントの支度もあり、プロの方にも手伝って貰ったおかげで早めに片付く。皆さんに感謝。夜はさとで鍋を頂く。いろんな話をしながら。明日はいよいよ千穐楽だ。
30	木	時間	演目	イベント名	会場	共演者
		16：00～	質屋庫	みそか寄席	【場所】：三重・伊勢内宮前 すし久 【木戸銭】：前売 2,200円　当日 2,500円 【問合せ】：おかげ横丁おみやげや　0596-23-8838	桂　文我「くやみ」 桂　空治
		文治メモ	今朝は八時に起きて、支度をして、ホテルをチェックアウト。文我夫妻の車で松坂へ向かう。兄さん宅の近くの鶏味噌焼きの前島食堂が有名で、孤独のグルメにも出たらしい。そこへ行ったが休みで、後から入って来た車も諦めて出て行った。似たような鳥いちへ向かう。先ほど諦めた車も入って来る。味噌で漬け込んだ鶏を網の上で焼く。これが、また美味い！付けるタレも美味く、大盛りご飯をお代わりする。これは人気がでるわ！その後、伊勢へ向かい、おかげ横丁のすし久さんでみそか寄席。今は四時と七時になった。時間が無かったが、お伊勢さんにお詣りする。今日は人が少なく歩きいい。今年も来られたことに感謝する。神社は感謝する場所。お願いする場所ではない。勘違いしている人が多い。四時開演で、空治の「鈴ヶ森」、文我兄さんの「くやみ」、僕の「質屋庫」を聴いて貰う。どうかなと思ったが、よく聴いて笑ってくれた。嬉しい。お終いは文我兄さんとの対談。「質屋庫」は米朝師匠や枝雀師匠も得意で、枝雀師匠主演のなにわの源蔵事件帖の話も飛び出して楽しかった。撮影時には、枝雀師匠に文我兄さんが付いていたらしい。
		時間	演目	イベント名	会場	共演者
		19：00～	火焔太鼓	みそか寄席	【場所】：三重・伊勢内宮前 すし久 【木戸銭】：前売 2,200円　当日 2,500円 【問合せ】：おかげ横丁おみやげや　0596-23-8838	桂　文我「口入屋」 桂　空治
		文治メモ	楽屋でもなにわの源蔵事件帖の話で盛り上がる。七時から二部の開演。空治の「狸札」、僕の「火焔太鼓」を聴いて貰う。最初は固かったが、普通に演るとよく聴いて笑ってくれるお客さん。最後もよく出来て良かった。文我兄さんの「口入屋」と対談。空治も出て来て、襲名の話をする。大和大掾は文治の隠居名前。その話もする。終わって、すし久の皆さんにお礼を言って、さとで打ち上げ。遅くまでやっている店がさとくらいしかない。味噌煮込みと白玉あんこを頂いてご満悦。来年の話や車の話をして閉店時間。ホテルまで送って貰い、文我兄さんやお姉さんとお別れ。感謝しか無い。また、来年も兄さんとは何度も会えるからね。その日まで、さよなら。